全仏オープンテニス、女子シングルス準決勝。勝利を喜ぶエレナ・オスタペンコ(2017年6月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】全仏オープンテニス(French Open 2017)は8日、女子シングルス準決勝が行われ、ラトビアのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko)が大会第30シードのティメア・バシンスキー(Timea Bacsinszky、スイス)を下し、初の決勝進出を決めた。

 バシンスキーを7-6(7-4)、3-6、6-3で破り、ラトビア出身の女子選手として初の四大大会(グランドスラム)決勝進出を決めたオスタペンコにとって、この日の白星は20歳の誕生日を迎えた自身に向けて最高の誕生日プレゼントとなった。オスタペンコは、10日に行われる決勝で2014年大会覇者のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と激突する。

 試合後には観客から「ハッピーバースデー」の歌をプレゼントされたオスタペンコは「決勝に進むことができて本当にうれしい。とくに自分の誕生日でもあったから。最高のギフトになったと思う」と喜んだ。

 世界ランキング47位のオスタペンコは、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)では1983年のミマ・ヤウソベッツ(Mima Jausovec)氏以来となるノーシードでの決勝進出を果たしただけでなく、グランドスラムでは2009年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)で19歳で準優勝に輝いたキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)に次ぐ年少記録を打ち立てた。

 試合を通して50本のウイナーを放ったオスタペンコは「常に攻撃的にプレーしたし、チャンスがあるときは打っていった。非常にタフな試合だったし、激闘だったと思う」と振り返った。

「第1セットを奪えたのは重要だった。第2セットを落としても、第3セットでは自分のテニスを取り戻せたから」

 これまでグランドスラムでは全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)の3回戦進出が最高成績だったオスタペンコは「少し緊張も感じた。決勝進出が目の前まで近づき、考えてしまった部分があった」とすると「でも何とか冷静を保ち、自分のテニスをして一瞬一瞬を楽しもうと心掛けた」と語った。

 一方の敗れたバシンスキーにとっては、ここ3年の同大会で2度目の4強止まりとなった。

 自身28歳の誕生日を勝利で飾れなかったバシンスキーは「もちろんがっかりしている。負けず嫌いだから。決勝にいられないことにはいらいらする」と悔やんだ。
【翻訳編集】AFPBB News