国家質量監督検験検疫総局(質検総局)はこのほど2016年に全国で輸入された使い捨て衛生用品の品質に関する白書を発表した。「中国質量報」が伝えた。

使い捨て衛生用品とは、衛生のために使用する日用消費財で、主な製品には乳幼児用紙おむつ、大人用紙おむつ、生理用ナプキン(パンティライナー)、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ペーパーナプキンなどの1回使うと捨てられる紙製品がある。2人っ子政策の全面施行、若い親たちの消費理念の変化、高齢人口の持続的増加により、乳幼児用紙おむつと大人用紙おむつを代表とする輸入使い捨て衛生用品の消費ニーズがはっきりと強い勢いをみせるようになった。

16年には、質検総局が輸入使い捨て衛生用品を対象に、「中華人民共和国輸出入商品検験法」とその実施条例、さらに基準規定を厳格に踏まえて検査と監督管理を行った。検査対象は1万7194ロットに上り、前年比2.58%増加し、重量は約19万465トンで同120%増加、商品価格は約8億3600万ドル(1ドルは約109.6円)で同13.48%増加した。

輸入製品の生産国・地域は主に、日本、韓国、台湾、米国、カナダ、ドイツ、インドネシア、スウェーデンをはじめとする30数カ国・地域だ。輸入量最多は引き続き日本で、輸入量(貿易額ベース)の67.8%を占めた。次は韓国で17.3%だった。

16年に検査で不合格とされた使い捨て衛生用品は3780ロットあり、重量は2万5958トン、商品価格は3億600万ドルだった。16年の検査不合格率はロットベースで22.0%となり、同5.5%低下し、重量ベースでは13.6%で同23.8%上昇、商品価格ベースでは36.7%で同33.7%上昇した。

製品の表示が不合格というのが、引き続き輸入使い捨て衛生用品の主な不合格の理由であり、中でも日韓から輸入された紙おむつと生理用ナプキンの場合は、表示が不合格だからそのロットが不合格になったというケースが大半を占める。このように不合格になる理由として、まず日韓から輸入された使い捨て衛生用品は、そのほとんどが市場で直接調達されたきたもので、製品は中国の法律法規が求めるパッケージや表示の要求を満たしていないが、輸入量は年々増えて、ラベルのため不合格になったロットは増えることはあっても減ることはない状況だということがある。次に輸入業者が中国の検査や検疫の要求および国の強制力をもった表示の規定を理解しておらず、多くの貨物が中国の港に着いて初めて中国語ラベルのないことに気がつく状態だということがある。

このほかの原因で不合格になったケースには、衛生に関する項目で不合格になった、微生物指標が基準を超えた、ペーパーナプキン、ペーパータオル、トイレットペーパーで微生物指標が不合格になったり、コロニーの総数が基準を超えたりしたからというのがある。それ以外の不合格製品には製品の質が不合格だったもの、関連機関の証明書がないもの、毒理学的報告がないものなどがある。(提供/人民網日本語版・編集KS)