ロバート・クビサ、2011年の事故以来6年ぶりにF1マシンをドライブ!

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ポーランド人ドライバーのロバート・クビサ選手が6月6日、2011年のラリー競技中に起きた事故以来初めて、F1マシンをテスト・ドライブした。クビサはこの事故で、切断を検討されるほどの深刻な怪我を前腕に負っている。
ルノーはこの日、ヘルメットを外すクビサの写真と共に「皆さん、お知らせすることがあります」とTwitterに投稿した。

続いて、スペインのバレンシア・リカルド・トルモ・サーキットで2012年シーズン用のロータス「E20」をドライブするグビサの写真を投稿し、「これは真実です。本物のロバート・クビサです。6年ぶりに我々のクルマを運転しました」と付け加えた。

このテスト走行は、メディアに何の予告もなく、プライベート・テストという理由についてもほとんど情報も明かされないまま、極秘のうちに行われたものだ。

ルノーは、「なぜ黙っていたかって? これはロバートにとってのプライベート・テストだったからです」と説明し、クビサが115周のラップ走行を終えた後、"満面の笑み"を見せたことを明らかにした。



現在32歳のクビサは2008年、BMWザウバーのマシンに乗ってカナダGPで勝利を挙げ、F1で優勝した初のポーランド人となったが、ルノーに移籍して2年目のシーズンが始まる前に趣味で参戦したラリーで激しいクラッシュに見舞われる。F1マシンをドライブしたのは、その2011年2月、今回と同じバレンシア・サーキットで行われた開幕前テストが最後だった。

その後、コンストラクターとしてのF1参戦から退いたルノーだが、2016年にルノー・スポール フォーミュラ ワンチームとしてワークス体制でF1に復帰。今年はドイツ人のニコ・ヒュルケンベルグと、英国人のジョリオン・パーマーを擁し、参戦を続けている。

しかし、ジョリオン・パーマーは今季6レースを終えた時点で、未だにポイントを獲得していない。9日から11日に開催されるカナダGPを前に、彼の将来に対する疑問の声がメディアから増しているところだった。

クビサのF1におけるキャリアは、危うく命を落とすようなクラッシュで右腕、右足、右手に大ケガを負う寸前、2011年2月のテストで止まっている。事故を起こす以前、クビサは近い将来フェラーリに移籍する可能性があると期待された、F1界屈指の有望な選手の1人だった。

回復して以来、クビサは世界ラリー選手権への参戦や、フォーミュラE及びGP3など他のカテゴリーにおけるマシンをテストしている。

※この記事は、Alan Baldwin記者のレポートによるもの。

By Greg Rasa
翻訳:日本映像翻訳アカデミー