恋人ができれば体の関係になるのは時間の問題。そんなふうに自分のセクシャリティについて深く考えないまま、大人になっていく女性が多くいます。でも相手と仲さえよければ、体の相性もイイというほど単純なことでもありません。オーガズムの有無、セックスレスなど性にまつわる悩みはたくさんです。

自分のセクシャリティとじっくり向き合ってみよう

そんなお悩みでは初体験の年齢・性的関係を持った相手の数・セックス頻度といったことがよく挙げられますが、でも女性にとってのセックスとはそんな数字で判断できるほど簡単なことでもありません。
自分のセクシャリティを理解しどのように楽しむか、というセックスに対する充足感は、自己肯定感やフェミニズムといった精神的な部分によるところも大きいのです。でもほとんどの人がそこまで根本的に考えたことはないと思います。
日本では女性がセックスに対して貪欲的に振る舞うのはみっともないと思われがちなこともありますが、今までの彼との経験でなんとなく……くらいのレベルで思考停止になっていないでしょうか。
もしそうであれば、今一度自分にとってセックスとはなにか、今のままで満足しているのか、それとももっと楽しみたいのか、ディープに考えてみてはいかがでしょうか? 成熟した大人の女性としても自分のセクシャリティと向き合うことは、とても大事なことだと思います。そのために、まず心の奥底に問いかけてほしい5つの質問をお伝えしましょう。

今までで“最高だ!”と思えたセクシャル体験はなに? どう感じた?

これまでに体験した“ザ・ベスト”なセックスはどんなものだったでしょう。その時の相手、シチュエーションは? もしそんな条件がそろえば、また素晴らしい経験ができると思う? あるいは過去を振り返ってすぐにそんな経験が思い浮かばないというのは、まだ本当に満足しているとは言えないのでは?

性的関係をもった相手と、気持ちがつながっていると感じさせるものは?

女性にとってセクシャリティとは、ただ単に性行為に及ぶということではありません。その相手とどんな気持ちのつながりを感じられているか、ということも同じくらい大事なのです。お付き合いの期間・相手の性格や誠実さ・包容力……抽象的な言葉でなく、具体的なことで考えてみて。

あなたにとって恋人と親密に深く愛し合うことは、どんな意味を持つ?

あなたにとってセックスはどんな意味を持つものなのでしょうか。

・ 恋人や夫婦としての絆を深めるもの
・ 気持ちだけでなく快楽も同じくらい大事
・ “一夜だけの関係”でもひとときの情熱が欠かせない

などなど……。教科書的なキレイごとではなく、自分の言葉で表現してみましょう。

どんなセクシャルな関係を健全だと考える?

人によって好むことはさまざま。ロールプレイで気持ちが高ぶる人もいれば、ベッドではSMが大好き、という人もいることでしょう。あるいは同性にひかれることに戸惑いを覚える人もいるかもしれません。
でもそんな自分の本音をうまく出せず、一人胸の中にしまっていませんか? セクシャリティに正しい、悪いはありません。自分にとってもっとも受け入れやすい、自然でヘルシーなセクシャルな関係とはなにか、考えてみて。

パートナーとのセックスライフをより満足度の高いものにするために、一つ変えられることがあるとすれば、それはなにか?

“私は自分の性についてよく考えたし、今とても満足しているわ”なんて答えられる人は、よっぽどラッキーな人。おそらく大半の人はどこかで不満を抱えつつも、やり過ごしたり、気持ちにフタをしてあえて向き合わないようにしていることでしょう。
もしあなたに現在パートナーがいて、セックスライフの質を高めたいと思うなら、変えられることを一つだけ挙げてみましょう。セクシーなランジェリーで気分を上げる、エロティックな映画をいろいろ見て研究するなど、なにか一つならきっとすぐにトライできるはず。それが初めの一歩となり、少しずついい方向へ変えられるきっかけとなることでしょう。