許淑華市議のフェイスブックページより

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(台北 8日 中央社)与党・民進党の台北市議、許淑華氏は6日、現在建設が進められている台北メトロ(MRT)万大線の工事現場で、古い城壁が発見され、工事によって一部が破損していると明らかにした。これを受け、同市政府文化局文化資産科は既に工事を一時中止にしたとしている。

古い城壁が見つかったのは中正紀念堂駅付近。許氏は自身のフェイスブックで、文化局職員や専門家と共に現場の視察を行った結果、清朝時代に建てられたものであり、歴史的価値が高いことが判明したとしている。工事をこのまま続ければ、破損が広がる恐れがあると専門家は指摘しているという。

同科の林長杰科長は、発掘された部分について遺跡の地誌学的記録を作成する方針を示している。また、台北市政府捷運工程局に施工計画の提出を求め、今後の工事についての検討を行い、審査通過後に工事を再開させるとした。

万大線は台北市の中正紀念堂から新北市郊外の迴龍までを結ぶ全長22.1キロの路線。現在、全区間での工事が進められており、2025年の完成を目指している。

(游凱翔/編集:楊千慧)