5日、独経済紙ハンデルスブラットによると、独経営コンサルタント企業のローランド・ベルガーはこのほど「中国企業はドイツ企業の生産水準に20年以内に追いつくだろう」と予測した。写真はテンセント本社。

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2017年6月5日、独経済紙ハンデルスブラットによると、独経営コンサルタント企業のローランド・ベルガーはこのほど「中国企業はドイツ企業の生産水準に20年以内に追いつくだろう」と予測した。参考消息網が伝えた。

独国際放送ドイチェ・ヴェレによると、ローランド・ベルガーは、中国の電子商取引大手「アリババグループ ・ホールディング(阿里巴巴集団)」や騰訊(テンセント)について「経営能力が上がってきており、いずれ米グーグルやフェイスブックと技術やネットサービスで互角になる」と指摘した。さらに、人口の多い中国は「ドイツ経済にとって最も重要な市場だ。電気自動車分野などでは中国企業と有意義な提携関係を結べるだろう」とした。

電気自動車の割当制度について、ドイツと中国は解決に向け話し合いを進めている。中国の欧州共同体(EU)商会首席の何墨池(クー・モーチー)氏は「欧州企業は競争を懸念しているのではない。公平な競争環境が得られるかどうかを心配しているのだ」と話す。同会は5月末に発表した報告書で「中国はまさに追いつこうとしている」と指摘。「中国政府は平然としている。自国産業を保護する必要もないほど余裕がある」としている。

一方、中国に進出する欧州企業の45%が「中国企業に比べて不利な経営環境に置かれている」と主張。中国政府の「外国からの投資を歓迎する」姿勢と隔たりがあるのが現状だ。(翻訳・編集/大宮)