人の目を気にしたり、SNSにアップされるモデルたちの完璧ボディと自分を比べたり…自分の体に自信を持つというのは意外と難しいもの。

そんな女性たちを励ましたのが、ロンドン、リオの五輪に参加したアメリカの体操選手アリー・ライズマン(23歳)による「美」の概念についてのInstagram投稿。自分に自信を持つことの大切さを伝えるボディ・ポジティブな投稿に、<コスモポリタン アメリカ版>によれば1日で16万以上のいいね!と 1,600ものコメントがついたのだそう。その内容がこちら。

自分をハッピーにしてくれて自信が持てる服を着れば良いと思う。何を着てよくて、何を着ちゃダメかなんて、誰からも絶対に指図されないで。私たちは、自分が好きなものを着て良いの。
女性がリスペクトされるために、控えめな格好をしなければなんてことはないわ。自分の身体に誇りを持つの。大事なのは体重ではなく、自分が自分をどう感じるか。みんなユニークでそれぞれの美しさがあります。完璧なひとなんていないし、男性も女性も誰だって、自分に自信が持てない日はあるわ、人間だもの。みんなそれぞれの人生があって、それが大切なこと。誰がどんな思いを持っていて、ツラいことを乗り越えようとしているなんて、計り知れないこと。
私に毎日、刺激や影響を与えてくれるみんなに感謝しています。愛をみんなで広めましょう。楽しい月曜を。

お腹までざっくりと開いた個性的なワンピース水着を着たアリー。いろんな形の身体があるように、個性もそれぞれにあるもの。もちろんなにを着たっていいはず!

そんなアリー、先月もTwitterでボディポジティブな発言をしたばかり。実は、空港でセキュリティーの男女スタッフから失礼な言葉をかけられたのだとか…。

セキュリティーの女性「アスリートでしょ? 腕の筋肉でわかるわ」 セキュリティーの男性「筋肉なんてついてる?」。2人はそう言い、わたしのことをじろじろ見続けた。

私は健康でいるためにすごく努力しているわ。腕を見ただけで私を評価しようとする人がいること自体、腹が立つし、偏った考え方に吐き気がする。

女性の筋肉を称えられない男性なんて、男女差別だわ。2017年にそんな人がいるなんて冗談でしょ? いつになったら変わるのかしら。

数時間後には、セキュリティー側から、謝罪のツイートがあったよう。

申し訳ありませんでした。我々は、職員はどのお客様に対しても敬意を持って接するべきだと考えています。詳細について、ダイレクトメッセージにてお聞かせください。

アリーがダイレクトメッセージを送ったかは不明だけれど、Twitterに続いてInstagramにも女性へのメッセージを打ち出したことで、多くの女性が励まされているのは確か。女性が不安な気持ちになりやすい世の中、多くの女性が自分に確かな自信を持てることが大切と言えそうですね。