探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情をご紹介。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細について、多くは語られないものです。気になるその詳細を美人探偵・山村佳子がその事件簿から解説します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントはどこなのかも紹介。

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今回の依頼者様は男性です。柴崎将司さん(仮名・36歳)は、教育関連会社に勤務しており、黒縁メガネに無難なヘアスタイルで、見た目も“いかにも草食系”といった男性。ドラマ『あなたのことはそれほど』の原作の漫画に出てくる、不倫する妻に執着する夫・涼太に似ていました。

カウンセリングルームには会社が休みの土曜日にいらっしゃったのですが、ギンガムチェックのシャツに白のコットンパンツ、クリスマスカラーの革を使った、カラフルなメッシュベルトが目立っています。バッグは大学生御用達ブランドのトートバッグで、靴はドイツブランドのスニーカー。どれも見事に使い込まれていました。

「3歳年上の妻が浮気しているんですよ。僕はもともとモテなくて自信がないタイプだから、派手な女性が好きなんです。IT関連会社に勤務している妻は、社長秘書として輝いていました。その積極的な姿にホレてしまって、頼み込むようにして5年前に結婚したんです。最後のほうは、僕はストーカーみたいになっていました」

クラブ、ディスコ、パーティーや合コン、ひとりでも飲み歩くのが大好きな奥様は、結婚時から夜遊びばかりしていたとか。

「頼むから平日のうち2日だけでも、午前様にならないで欲しいとお願いしたのですが、“独身時代と変わらない生活をするというから、結婚してやったんだろ!”と一喝されてしまって。妻のほうが収入もあるし、人脈も豊富。どうも妻は話を聞いていると、アラフォーの女性が結婚しているというのはステイタスだと感じているようです。結婚願望がゼロなのに、独身より結婚していた方が社会的信用度も高いという理由で僕と結婚してくれたみたいんです」

そんな将司さん夫婦も、子供ができるまではという思いがあった

「妻はその……欲求が強くて、毎晩でもいけるタイプなんです。でも僕は年齢と共にダメになっていって。2年前に、妻の低用量ピルが切れるタイミングで、子供を作ろうという話になったのですが、その時になぜかメンタル的にも肉体的にもできなくなってしまったんです。その後、ぼくも頑張って、妻も満足しくれているようなんですが、ここ1か月くらい、様子が変なんです。朝帰りをするようになったし、出張も増えたし……」

そこで将司さんは、いけないと思いながらも、奥様のスマホを見てしまう。するとそこには、いかにも恋人と思われる男性とのツーショット写真が。写真の日付は、出張と聞いていた日と合致していたとか。

「過去にも別の相手とのかなり生々しい写真や動画があり、いけないと思いながらも見るのを止められないんですよ。妻がシャワーから出てくる20分程度の間に、すべての画像を見ました。あまりにも生々しくショックで。それから、パニック障害っぽくなってしまい、心療内科に通っています。それと同時に、探偵さんにお願いして、妻の浮気の証拠を押さえたくなったのです。もやもやしたまま過ごすのも嫌ですし、もし離婚と言われたときに、自分に有利になるようなものを持っておきたくて」

奥様は夜遊びして深夜帰宅し、浮気もする。でも、旦那様の将司さんに優しいそうです。

「下町出身なので、親分肌で熱い女性なんです。収入が少ない僕のために、積立貯金型の養老保険に加入し、その保険料を払ってくれています。僕の胃が痛くなるとおかゆを作ってくれるし。そんな妻の浮気を直視したくないけれど、調査をして相手を特定してください。お願いします」

調査で判明したことは、お酒好きな奥様が一緒に飲む相手は女友達がメインだったが……。

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

妻には特定の浮気相手がいると信じて疑わない依頼者・将司さんは、予想外の事実にぶちのめされる……〜その2〜に続きます。