遊び尽くしたら、自動運転でストレスなく帰宅 -- 日産、新X-TRAILにプロパイロット搭載 本日発売


「『日産って技術力が出てきたね』とよく言われるようになった」ーー。そう語るのは、日産自動車の専務執行役員 星野朝子氏です。

同社は、スポーツSUVの「X-TRAIL」(エクストレイル)シリーズに自動運転機能のプロパイロットを導入。本日(6月8日)より全国一斉に販売を開始しました。





プロパイロットは、日産が開発した同一車線自動運転技術です。高速道路上で利用可能。​​​​​アクセル・ブレーキ・ステアリングを全て自動で制御するため、渋滞や長時間の巡航走行で感じるストレスを大幅に軽減できるといいます。2016年に日産セレナが初搭載し話題となり、今回スポーツSUVのX-TRAILシリーズも搭載することになりました。

「目的地でとことん遊び尽くし、帰り道はプロパイロットでストレスなく帰宅できる。夢のようなクルマをぜひ体験していただきたい」(星野氏)

やっちゃえ日産、自動運転技術「プロパイロット」搭載した新型セレナを8月下旬発売



新X-TRAILでは、プロパイロット以外にもさまざまな安全機能を搭載します。例えばハイビームアシスト。これは周囲に先行車や対向車がいない時に、自動でハイビームに切り替える機能です。手動で切り替える手間を軽減するほか、ロービームへの戻し忘れで周囲に迷惑をかけることもなくなります。

さらに「駐車支援システム」を搭載。これは、クルマが自動でハンドルを操作し、指定スペースに駐車してくれる機能。また、フロントカメラで人や障害物を検知し、衝突の可能性が高まった場合に緊急ブレーキを作動させる「自動ブレーキ」も搭載します。

その他「後退時車両検知警報」や「進入禁止標識検知」なども搭載。担当者は「全方位で安全機能を搭載している」と胸を張ります。​​​​​​



手を使わずにバックドアを開く機能も。足を車体の下部にあるセンサーにかざすことで開閉できる。サーフィンの帰りなど、手が汚れている時などに威力を発揮する。


日産自動車の専務執行役員 星野朝子氏

プロパイロットを始めとする各種機能は、標準装備ではなくメーカーオプション扱い。価格はプロパイロットやハイビームアシスト、車線逸脱防止などがセットになって、14万400円(税込)です。セレナの同様オプション(約25万円)に比べて安く済む理由の1つに、星野氏は量産効果を挙げます。

また日産は、プロパイロットを今後幅広い車種に導入するようです。星野氏は次のようにコメントしています。

「日産って技術力が出てきたね、他と違うクルマを出しているねとよく言われる。乗れば違いがわかるクルマを提供できている。これからはe-POWER(新電動パワートレイン)やプロパイロットを始めとして、電気物の技術と知能物の技術を、フルモデルチェンジに関わらず広げていきたい」(星野氏)

今回発表した新X-TRAILシリーズは、ガソリン車およびハイブリッド車の2ラインナップ。価格は219万7800円〜です。

(2017/06/08 19:11追記)なおプロパイロットは、「レベル2」の自動運転。運転手の介入を必要としない「レベル5」の完全自動運転と異なり、常に運転手が周囲の状況に注意を払う必要があります。

過去には、日産セレナでプロパイロットを使用中に追突事故も発生しています。自動運転だからと気を抜かず、しっかりと周囲の状況を把握しながら運転する必要があります。