唐突だが「親になる」とはどういうことだろうか?

自分など二の次で、誰よりも大切な人ができること…カナダ・オンタリオ州を拠点に活動する写真家、Crystal Kellsさんにとって「親になる」とはそういうことだ。

社会の次の担い手となる子どもを敬い、励ますのが親の務めだと彼女は考えている。

5歳の息子に望むのは

boredpandaによると、そんなCrystalさんは2012年、息子Cian君が生まれ「親」になった。

彼女がCian君に望むのは…

「息子にはやりたいことをやり、なりたいものになれるのだと思ってもらいたい。自信を持って自分を表現できる人になってもらいたい。自分自身を愛せる人になってほしい」、これに尽きるそうだ。

男の子用、女の子用の概念ナシ

それでは彼女の息子Cian君をご紹介しよう。彼はスーパーヒーローや車で遊ぶのが大好きな男の子。身体的にもごく普通の5歳の男子である。

ただ、両親から「これは男の子用、これは女の子用」といった概念を植え付けられたことがない。

パパもママも、基本的に子どもが何を着ようが、何で遊ぼうが、男か女かという性の問題は関係ないと考えている。

かわいいドレスが大好き!

例えば昨年のイースターには、Cian君は店でかわいい黄色のワンピースを見つけ、「これを着て写真が撮りたい」とねだった。

パパとママも快諾し、撮られた写真がこちらである。

Kells’ Natural Photography

彼の数ある好きなことの1つに、「ドレスを着る」というのも含まれている。Cian君はきれいな服を着るのが大好きだ。

Kells’ Natural Photography

そっと見守っていて

その表情からも、彼がこの上なくハッピーなのは明らかだ。この出来栄えに母Crystalさんも大変満足し、一部のサイトで公開した。

しかし、中には眉をひそめる人もおり、心ないコメントが寄せられたという。

「息子には思うように自分を表現してもらいたい」と願うCrystalさんらのやり方は、時に型破りな印象を与えかねないのは百も承知だ。

自分たちのやり方を認めてほしいとは言わないが、「そっと見守ってもらいたいし、虐待だなんて言わないで」とCrystalさん。肝心なのは「息子が幸せだということ」と自身のブログで綴っている。

思うとおりに表現していいよ

思う存分自分を愛し、表現するのを全力で応援してくれるパパとママに支えられ、Cian君は現在も、好きな服を着ては幸せそうな表情を見せている。

Kells’ Natural Photography

Kells’ Natural Photography

Kells’ Natural Photography

将来彼が女性になりたいと言い出したらどうするのだろう?とお思いの方もいるかもしれない。だがそれもCrystalさんに言わせれば、「息子が大人になってそうしたいと思えばそうすればいいだけ」とのこと。

彼はまだ5歳。当然ながら「人魚になりたいという日もあれば、アイアンマンになりたいという日もある」という。

Cian君にとってCrystalさんらのようなパパママが必要なだけではない。「私自身がこういう親でありたいのです」と彼女は述べている。彼らの最大の関心事は、「Cian君の健康と幸せ」に他ならない。

※尚、記事にある画像はご本人の許可を得て掲載しております。