回顧展のポスター(韓国映像資料院提供)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】日本の映画監督、中平康の主要作品14作を上映する「破格のシネアスト(映画人) 中平康回顧展」が10日から21日までソウル市上岩洞のシネマテークKOFAで開催される。

 中平康は伝統的な演出技法や叙述を重視する代わりに、感覚的な編集と刺激的な素材、実験的作風を恐れない大胆さを持った監督だ。
 戦後の日本社会で若い世代を中心に生まれた個人の欲望と社会秩序の間の衝突、性意識の変化、伝統的な家族イデオロギーの破壊などを取り上げ、日本社会の閉鎖性と新世代の登場を独自の映画的スタイルで描いた。
 デビュー作の「狂った果実」は、ジャン・リュック・ゴダールやクロード・シャブロルなどヌーベルバーグの旗手にも影響を与えた。
 韓国映像資料院と日本の国際交流基金が共同で開催する今回の回顧展では、「狂った果実」のほか韓国初上映となる「夏の嵐」「紅の翼」など14作品が上映される。
 10日午後2時からは映画評論家の木全公彦氏が、中平康の作品世界と映画史に及ぼした影響について講演を行う予定だ。
ynhrm@yna.co.kr