全仏オープンテニス、男子シングルス準々決勝。試合に臨むラファエル・ナダル(2017年6月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】全仏オープンテニス(French Open 2017)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-2、2-0とリードしたところで第20シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)が腹筋のけがで途中棄権したため、準決勝に駒を進めた。

 通算10度目の大会制覇を目指すナダルは試合後、準決勝の相手に決まった第6シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)について「とてつもないポテンシャル」を持つ手ごわい選手として警戒した。

 今季のクレーコート大会でナダルに唯一の黒星をつけているティエムは同日、前回王者で第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を7-6(7-5)、6-3、6-0で撃破し、前回大会に続く4強入りを果たした。

 一つの四大大会(グランドスラム)で男子史上初となる通算10回目のタイトル獲得を狙うナダルは、今季4回目となるクレーコートでのティエム戦に向けて「ティエムはタフな選手だ。バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2017)とマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2017)では自分が勝ち、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)では彼に負けている。だから、良いプレーをして次のラウンドに進むか、負けて大会を去るかどちらかだ」とコメントした。

 ナダルはマドリード(Madrid)とバルセロナ(Barcelona)では自身が勝利を手にしたものの、イタリア国際ではティエムが6-4、6-3でそのリベンジを果たしていることから、「ローマ(Rome)では、自分にとって良い日とはならなかった。思い通りのプレーができる状態ではなかった。あのときは彼に追い込まれてしまったが、難しい状況を避けられるかどうかは自分次第だ」と語った。

 ナダルはまた、通算6度目のジョコビッチ戦で初白星を飾り、自身2度目のグランドスラム準決勝に進出したティエムについて、「彼は本当に良い選手だ。ものすごくハードヒットしてくるし、フォアハンド、バックハンド、サーブがすべてパワフル。かなり強力な武器だ」とすると、「突破口を開けるとてつもないポテンシャルを秘めていて、厳しい球を打つことができる。相手に多くの選択肢を与えない選手だ」と分析した。
【翻訳編集】AFPBB News