奇美博物館提供

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(台南 8日 中央社)日本の茶道やおもてなしの文化を紹介する特別展が今月30日から11月12日まで、台南市の奇美博物館で開催される。三菱関連団体の「静嘉堂」(東京都)が所蔵品の中から選りすぐった陶磁器の名品約100点を展示し、日本文化の心と美学を来館者に伝える。

静嘉堂は旧三菱財閥の第2代総帥、岩崎弥之助とその子で第4代総帥の小弥太によって設立。国宝7点、重要文化財84点を含む、約20万冊の古典籍(漢籍12万冊・和書8万冊)と6500点の東洋古美術品を収蔵する。

今回の展示は、奇美博物館の創設者、許文龍氏が創業した「奇美実業」が三菱商事と半世紀に及ぶ協力関係を有するのに起源を発する。2015年に同館が移転オープンした際、三菱商事は祝福を表するため、静嘉堂のコレクションの展示に協賛することを決定。2年の準備期間を経て、開催に至った。静嘉堂が所蔵品の大規模展示を海外で行うのは初めてだという。

(楊思瑞/編集:名切千絵)