ドイツで開かれた卓球の世界選手権で、メダルラッシュを実現させた日本代表団が昨日(2017年6月7日)帰国した。日本がメダルを獲得するのは、実に半世紀ぶり。成田空港には大勢のファンが出迎えた。選手たちの表情は明るく、記者会見も面白かった。

金メダルに輝いたのは、混合ダブルスの石川佳純(24)、吉村真晴(23)ペア。石川選手は決勝のスマッシュを決めると、吉村選手の懐に飛び込んで涙した。このハグが、成田の会見でも話題になった。

「勝手にああなっていた自分がいました」(吉村)、「試合が苦しくて泣きたいくらいで、勝った時はもううわーみたいな」(石川)

素っ頓狂だったのが、女子シングルスで銅メダルの平野美宇選手(17)。アジア選手権で優勝して、期待も高かった。「(プレッシャーは)いつもよりありました。あまり期待されないことが多いので」としれっと言う。

頭真っ白でアイドル話した平野美宇

銅メダルを獲った時、48年ぶりの「48」から、「AKBみたいで嬉しいな」とか、「(欅坂)46が好きなので、46年ぶりでも嬉しかった」とか。原動力は?と聞かれても、「アイドルです」と訳のわからん答えだった。興奮して、頭が真っ白で、「半分アイドルの話をしてしまった」(爆笑)のだという。

女子ダブルスで銅メダルの伊藤美誠(16)、早田ひな(16)ペア。「みまひな」か「ひなみま」か、という変な質問。伊藤選手が「どっちでもいいよ。ひな決めて。私、優柔不断だから」というのに、早田選手は「みまひなでお願いしまーす」

これに男子ダブルスで銅メダルの森薗政崇(22)、大島祐哉(23)ペアと記念写真というところへ、メダルはないものの、男子シングルスで13歳でベスト8に入った張本智和選手が呼び込まれた。今大会では、2回戦で日本のエース水谷隼選手(27)を破って、気を吐いた。「チョレイ」の雄叫びでも知られる。

全員が彼を指差して「きょう主役」と注目のポーズ。「明日から中学生に戻るが......」と聞かれ、「自分は普通の中学生だと思ってる。学校と卓球とでは性格も別になるけど、明日は、応援をしてもらったので『ありがとう』としっかり言いたいです」

選手たちは早くも東京五輪が視野に入っている。アイドルの平野選手も「勝つことに集中できるようになりました」。張本選手も「世界のトップに通用することがわかった。東京では金メダルを目指します」

司会の小倉智昭が、「混合ダブルスを見て、梅津さんが『あのハグは何なんだろう』という。何考えてんだと思ったけど、同じことを考えた人は多いんだね」

梅津弥英子アナ「女性の頭をポンポンとする動作ってね」

木下康太郎アナ「吉村選手は既婚者ですから」

小倉「金メダルを獲ってさ、俺は既婚だとか、石川佳純ちゃんが可愛いからとか、関係ねぇだろ」(笑)

ところで、今シーズン大ブレークした平野選手の秘密が明らかになった。それは、松岡修造さんの「修造語録」の言葉だった。何と「二重人格は素敵だ」。スポーツ選手は結果が全て。性格を変えてでも......という意味なんだそうだ。これでおっとりタイプの平野選手が一皮むけたのだと。

小倉「これで一番驚くのは松岡修造じゃないか」(笑)