ファストファッションには、もううんざり。サンフランシスコのテック系女子が服にお金をかけ始めた

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50ドル以下の安めのファストファッションが人気のアメリカ。

私は以前から、服を消耗品として扱うアメリカのファッション事情にモヤモヤしてきました。

でも、どうやら最近、サンフランシスコのキャリア系女子たちも安い服にうんざりしてきた様子。価格設定やクオリティが高いブランドがじわじわと注目を集めています。

サンフランシスコでは、ファッションにお金をかける女子が増加中

サンフランシスコの友人と集まると、

「その服は日本のブランド?」

とよく聞かれます。私が着ている服はクオリティがよく見えるらしいのです。

実際、私は使い捨てのような服は買いません。たとえ、それがZARAなどのお手軽ブランドでも、クオリティを見て納得のいくものしか買わないと決めています。

これまでは、カリフォルニアの女子たちは安くてトレンディな服をたくさん持っているというイメージがありました。

ですが、サンフランシスコが世界一生活費が高い街になったいま、"稼ぐ"女子の増加に比例してファッションにお金をかける女子が増えてきているのです。

「トレンディな使い捨て感覚の服にはもううんざり」

先日、テック系で働く、ファッションに興味のある友人たちと集まり食事をしていたら、クオリティの高い服の話になりました。

そのなかで話が出た、注目のブランドが「La Garconne(ラ ギャルソンヌ)」「Reformation(リフォーメーション)」「EVERLANE(エバーレイン)」「OAK(オーク)」。

「トレンディな使い捨て感覚の服にはもううんざりしたわ」

と話す友人のウェンディは、とくにリフォーメーションがお気に入りなのだそう。

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私のお気に入りのアメリカンブランドは「J.Crew(J.クルー)」。

一時は売り上げも落ち下降気味でしたが、2012年にエグゼクティブクリエーティブディレクターに就任したジェナ・ライオンズが再建。彼女が就任して以来、いわゆるアメリカンなブランドから、ファッション性の高いブランドに成長しました。

アメリカのジェイクルーでは「PLAY COMME des GARCONS(プレイ コム デ ギャルソン)」も扱っており、自社ブランド以外にもインポートの小物など、クオリティの高いものが多くセレクトされています。

しかし、残念なことに、ジェナは今年いっぱいでJ.クルーを離れることが発表されています。

ジェナ退任の後には改革が予定されていて、アメリカの使い捨てファッションに便乗して、また低価格路線になってしまうのではないかと、私は懸念しています。

数より質。サンフランシスコ女子の意識が変わり始めている

友人との集まりのなかで、ウェンディ以外からも

「前みたいに数を多く買わなくなったけれど、クオリティの良い服を数枚買うほうがいいわね」

といった意見が多数上がり、正直びっくりしました。

サンフランシスコはヒッピーカルチャー発祥の地というだけあって、ゆる〜い感じのファッションが多いのですが、最近はシンプルながらもファッション性の高い服を着ている人が増えた気がします。

テック系女子が増加し"稼ぐ"人たちが多くなったことで、服に費やせる金額が上がったのも理由のひとつかもしれません。

そうであっても、使い捨てできる服よりデザインやクオリティにこだわり始めた、サンフランシスコ女子たちの変化を私はうれしく思っています。

写真/Shutterstock

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