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●食事面から目のトラブルに向き合う

現代人は朝から晩まで一日中スマホやパソコン、テレビ、電子化された情報を見続けて目を酷使しすぎだ。そんな生活を続けていたら、目の不調を訴える人が急増してもおかしくないだろう。

私たちの目は毛様体筋という小さな筋肉によってピント調節をしている。スマホいじりで常に画面を見続けると毛様体筋は縮まり、遠くを見たときもゆるまなくなる。その結果、目の焦点の調節機能がうまくいかなくなり、目元の筋肉は常に縮こまって血流もずっと停滞しっぱなしとなる。

このような状況では眼精疲労やドライアイなど目の不調はひどくなるばかり。さらに自律神経の交感神経スイッチが入りっぱなしとなり、肩こりや頭痛、だるさなど全身の不調へとつながりかねない。

全身の不調という点でいえば、目の酷使は同時に肝臓にも負担をかけている。目は唯一、血管を肉眼で確認できるところで、肝臓の働きが弱ると血流が悪くなる。目に十分な栄養がいきわたらなくなり、眼精疲労や視力低下、ドライアイ、緑内障などの原因になるという。

では、どのように対処したらよいのだろうか。本稿では、美容ジャーナリストの奈部川貴子氏が推奨する肝臓の働きをサポートする方法を紹介しよう。

○食べながら肝臓を癒やす方法

食品添加物や投薬、過度のアルコールは肝臓の解毒機能を疲れさせ、目の血流を悪くするので要注意。自然療法で肝臓を癒やすとされる食材は酸味類(お酢や梅干し、ゆず、レモンなど)だ。レモンはビタミンCが豊富で、肝臓の解毒機能を助けることでも有名。目によい食材といえばブルーベリーが有名だが、まずは肝臓によい食材を取り入れよう。

○目と肝臓を一度にケアする顔のツボ押し

もっと目の不調にダイレクトにアプローチするため、奈部川氏はフェイスマップ(顔の反射区療法)の目と肝臓のWケアを推奨している。足裏に内臓の反射区があることはよく知られているが、実は顔にも内臓の反射区があるという。

神経がたくさん集まった顔は、内面を映す鏡のようなもの。例えば、口の横が切れると「胃腸が弱っているかも? 」といわれているのは、口の横が胃経という胃の経絡の通り道であり、消化器の反射区だからである。

●目の周りを刺激することの効果

では肝臓の反射区はどこにあるというと、目と目の間、眉間のあたりにある。

肝臓とリンクしているといわれる胆嚢の反射区は、目の横からこめかみの辺り。「目の不調があるときには肝臓と胆嚢の反射区をしっかり刺激してこりをほぐし、血流をよくしよう」というのが「フェイスマップメソッド: 顔の反射区療法」のセオリーだとのこと。さらに眉毛の上にびっしり集中している目の反射点(ツボ)をしっかり刺激すれば、いっそう効果が見込める。

「目元や反射区を刺激するだけで効果がある? 」と思う人もいることだろう。漠然とさすっても効果は出ないが、綿棒やスマホ用のタッチペンなど棒状のもので圧をかければ、結果は出てくるとのこと。

綿棒を使う場合は、アイクリームやフェイスクリームをなじませて摩擦をやわらげた状態で行うように。「イタ気持ちいい」という場所があれば、そこを15秒程度重点的にほぐすようにしよう(一日2回まで、高血圧の方は控えるように)。

○さすれば目の問題が解決するというエビデンス

眼科医と鍼灸師の共著である「10秒顔さすりで老眼、近視、緑内障はよくなる」(主婦の友社)によれば、目の周りの皮膚をさするだけで多くの目の問題が解決したエビデンスがあるという。特に、眉頭から眉上をたどって眉尻までのエリアとこめかみをマッサージするのが効果的だとされている。

セルフケアであっても、反射区と目のツボの刺激は眼精疲労や視力アップ、ドライアイへの効果が期待できるため、悩んでいる人にとっては一考に値するのではないだろうか。

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