5日、中国福建省●州市(●=さんずいに「章」)の裁判所は韓国人女性に恋愛詐欺を働いた主犯格の2人に懲役11年、罰金各40万元(約640万円)を言い渡したことを明らかにした。資料写真。

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2017年6月5日、中国福建省●州市(●=さんずいに「章」)の裁判所は韓国人女性に恋愛詐欺を働いた主犯格の2人に懲役11年、罰金各40万元(約640万円)を言い渡したことを明らかにした。「90後(1990年代生まれ)」の4人からなるこの詐欺グループは、わずか半年の間に100万元(約1600万円)近くをだまし取ったという。中国新聞網が伝えた。

記事によると、主犯格のAは昨年3月、「香港の映画会社に勤務する香港籍の男性」を名乗り、SNSを使って被害者と連絡を取るようになった。女性の信用を得たAは「自身が勤める映画会社の作品」への投資を持ち掛け、同月に仲間と共謀して6万5000元(約105万円)を詐取。その後も納税や自動車の故障、母親の病気などさまざまな理由で金を要求し、女性は自身の預金を渡しただけでなく家族や友人から借金を重ねた。事件発覚のきっかけは、女性が職場の金を使い込んだことが明るみに出たためだという。

詐欺グループが女性からだまし取った金は半年間で88万6581元(約1430万円)に上り、裁判所はその額が特別大きいことを指摘している。この事件について中国のネット上には最近の中韓関係悪化を意識したとみられるコメントが寄せられており、「被害者が韓国人であることを気分良く思う人もいるようだが、相手が誰であろうと詐欺は犯罪。ほんの一握りの人たちによって中国の『礼儀の国』というイメージが壊される」「『よくぞだました』なんて言ってる人、理解できない」「詐欺行為には厳罰を」「国の恥だ」などという意見が見られた。(翻訳・編集/野谷)