全仏オープンテニス、男子シングルス準々決勝。勝利を喜ぶドミニク・ティエム(2017年6月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】全仏オープンテニス(French Open 2017)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第6シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)が、前回王者で第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を7-6(7-5)、6-3、6-0で撃破し、通算9度の全仏制覇を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)との準決勝に進出した。

 四大大会(グランドスラム)通算12勝を誇る世界ランク2位のジョコビッチは、オーストリアの新鋭に屈し、全仏では7年ぶりに準々決勝で姿を消すことになった。

 今年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)で2回戦敗退を喫して以降、グランドスラムの優勝候補であることを証明する重圧にさらされてきた30歳のジョコビッチは、「トップ選手なら誰でもこうした状況に直面する。これを経験しながら教訓を学び、乗り越える方法を見いだすことだ。大きな壁だけど立ち向かってみせる」と語った。

 1年前に仏パリ(Paris)で生涯グランドスラムを達成したばかりのジョコビッチだが、グランドスラムの舞台では2005年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)以来となる「ベーグル」を喫したうえに、4年ぶりのストレート負けを記録。世界ランキングも6年ぶりにトップ2から陥落することが決まった。

 一方、2016年大会の準決勝でジョコビッチにストレート負けしていたティエムは「初めてノバクを倒し、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で再び準決勝に進出できるなんて夢のようだ」とコメントした。

 通算6度目のジョコビッチ戦で初白星を飾ったティエムはまた、「きょうはトリッキーだった。風があって気温が低く、よく動いてクリーンに打ち返すことが重要だった」と振り返った。

 ナダルとの直接対決では通算2勝4敗となっているティエムだが、先月のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)準々決勝では、ナダルに今季のクレーコートで唯一の黒星をつけている。

「ドローを勝ち上がっていくにつれて、難しくなってくるものだ。9日の試合も簡単にはいかないだろう」
【翻訳編集】AFPBB News