ジム・キャリー「マスク」、ホラーの予定だった

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ジム・キャリー主演の大人気ファンタジー・コメディ映画「マスク」は、当初、ホラー映画になる予定だったそうだ。

キャメロン・ディアスも出演していた1994年のこの作品は、ジム演じる不幸な銀行員スタンリー・イプキスが偶然手に入れたマスクをかぶったところ、気弱でお人好しの性格から超人的な力を持った破天荒な緑の顔の怪人に変身するというコメディ作品で、今でもお茶の間の人気作品となっている。

しかし今になり同作品の監督を務めたチャック・ラッセルが、当時、製作会社ニュー・ライン・シネマの幹部らが、この作品をホラー映画として製作したかったものの、自身はコメディ映画作品にしたいと考えたため、同製作会社幹部と激しい言い争いを繰り広げていたことを明かした。

自身の監督作「エルム街の悪夢3 惨劇の館」が今年公開30周年を迎えたことについてエクスフィニティのインタビューに答える中でラッセル監督は「自分のビションのために戦った良い例だったね。僕らはホラー映画作品をコメディ作品に変えたんだから。あの作品は当初ホラー映画作品の予定だったんだ。ニュー・ラインは(『エルム街の悪夢3 惨劇の館』の主人公)フレディ・クルーガーが出るような作品が作りたかったものだから、かなり本気の戦いだったよ」と語った。

その一方でラッセル監督は、「マスク」の主人公であるキャラクターは、同作の基となったダーク・ホー社のコミック本シリーズの中では身の毛もよだつような殺人犯として描かれていたことから、ニュー・ラインが同作品をホラー映画にしたかった理由も分かると続けている。

「マスク」が公開された1994年には、ジム主演の「ジム・キャリーはMr.ダマー」「エース・ベンチュラ」も公開され、ジムは一躍世界的な有名スターとなった。

ラッセル監督はロサンゼルスでスタンダップコメディの舞台に立つジムを観たことをきっかけに、当時それほど有名ではなかったジムを「マスク」の主役に起用することを決めたのだという。