日本代表の加藤恒平【写真:Getty Images】

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 日本代表は7日にシリア代表との国際親善試合を戦い、1-1の引き分けに終わった。今回の試合で日本代表に初招集されたMF加藤恒平は試合後に、古巣であるJ2町田ゼルビアを通してサポーターへのメッセージを送った。

 27歳の加藤は、現在ブルガリア1部のベロエ・スタラ・ザゴラに所属。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、視察対象としている選手の一人として以前から加藤の名前を挙げてはいたが、日本のファンにとってはあまり馴染みのないブルガリアからのサプライズ招集となった。

 マケドニア、ポーランドを経てブルガリアでプレーするという異色の経歴を歩んできた加藤だが、プロ選手としてキャリアをスタートさせたのは町田だった。2012年に立命館大学から町田に入団し、J2で29試合に出場したあと欧州へと渡った。

 シリア戦ではベンチに入りながらも出場機会が訪れなかったが、試合後には古巣の公式ウェブサイトを通してメッセージが伝えられた。町田のトップチーム出身の選手として初の日本代表となった加藤は、「正直なところ、まずはピッチに立ちたかったですし、試合に出たかった」としながらも、代表メンバーとして聞いた国歌斉唱には「『国を背負っているということはこういうことなのか』と鳥肌が立ちました」と振り返っている。

 スタジアムで加藤を応援する横断幕を掲げていた町田サポーターに向けては、「代表の試合会場でまさか自分の横断幕があるとは思わなかったですし、まったく期待していなかったので、素直に嬉しかったです」と感謝の思いを表している。

「今後、ピッチで戦っている姿を見せることが一番の恩返しになると思っています。またトレーニングがありますので、自分のやるべきことをやって、ピッチに立てるようにアピールしていきたいと思います」と加藤は述べ、代表デビューに向けてさらなる努力を重ねていくことを約束した。

text by 編集部