6日、韓国・ソウル新聞などによると、韓国大統領府が、経済補佐官に日本の専門家を任命した。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は韓国大統領府。

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2017年6月6日、韓国・ソウル新聞などによると、韓国大統領府が、経済補佐官に日本の専門家を任命した。

今回新たに経済補佐官に任命されたソウル大の金顕哲(キム・ヒョンチョル)国際大学院教授(55)は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の経済公約「Jノミクス」で、国民の消費能力が高まれば消費が活発になり内需が生き返るとする「国民成長論」を設計した人物だ。

金氏は、ソウル大経営学部の修士課程を修了後、慶應義塾大学で経営学博士号を取得、韓国自動車産業学会長と韓国中小企業学会副会長などを務めた。日本の「失われた20年」を直接体験し、低成長時代の生き残り策を深く研究した人物だ。現在はソウル大国際大学院教授として在職しながら、同大日本研究所所長を務めている。

「人口の崖」と「消費の崖」により長期低成長に陥った韓国経済の打開策を提示した2015年の著書『どのように突破するのか。低成長時代の奇跡の生存戦略』はベストセラーとなり、文大統領が最近読んで感銘を受けた本としても紹介された。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「文政権は、お友達人事ではなく能力と資質に応じた人選をしている」「斬新で有能な人材抜てきだ」「韓国には有能な人が実に多い」「文政権の成功を祈る」など、今回の人事に対し肯定的な意見が寄せられた。

また、「国民と企業が一緒に成長できる方法なんてあるの?具体的にどんな方法なのか知りたい」と、その国民成長論の内容に関連したコメントもあった。

さらに「庶民を救済する政策を期待する」「住宅価格が下落することのないよう頼む」「ソウルの住宅価格が高過ぎる、なんとかしてくれ」など、具体的な経済政策に言及したコメントも多くみられた。(翻訳・編集/三田)