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「コレってどうなの?」がわかる。気になるデジタルグッズの深堀りレビュー。今回は、三菱電機の衣類乾燥除湿機『サラリ MJ-120MX』を使い倒します!

三菱電機

サラリ MJ-120MX

実勢価格:5万2460円



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Water Tank

【SPEC】サイズ:高さ534×幅360×奥行210mm 重量:13.5kg 除湿能力:コンプレッサー式、除湿能力11L・12L/日(50Hz・60Hz) 除湿面積の目安:集合住宅(コンクリート、軽量コンクリート)洋室の場合〜、28畳(46平方メートル、50Hz) / 〜30畳(50平方メートル、60Hz) 1時間あたりの電気代の目安:8.8円・10.4円(50Hz・60Hz) 運転音(衣類乾燥時):49dB・39dB(50Hz・60Hz)  排水タンク容量:約3.0L(自動停止) 使用可能温度:7℃〜40℃

MJ-120MXってどんな衣類乾燥除湿機?

洗濯物の乾き具合を見極める室内干しの味方



部屋の湿気を取り除くほか、衣類乾燥させる機能を備える『MJ-120MX』。除湿方式には、消費電力が少なく、湿気の多い時期でもパワフルに乾燥できるコンプレッサー式を採用している。最大の特徴は、洗濯物の乾き具合をチェックする独自の赤外線センサー「3Dムーブアイ」。上下160度、左右100度の可視範囲内を529エリアに区切って細かく検知し、濡れている部分を狙って送風することで生乾き、乾きムラを減らし、乾燥時間をムーブアイ不使用時に比べ約21分短縮する。

4月発売の本製品には、新たに「光ガイド」が搭載された。送風場所を緑色の光が照らすため、ムーブアイがどこを狙い、どこに送風しているかが可視化され、衣類の乾燥状態がわかりやすくなった。さらに、光ガイドで狙いを定めて集中的に送風できる「ズバッと乾燥」モードは、子供の体操着や給食着など、大急ぎで乾かしたい衣類の乾燥に活躍。部屋のカビを予防する「部屋サラリモード」、浴室のカビ繁殖を約80%抑制する「浴室カビガード」など、湿気の多い季節にうれしい機能が満載だ。

【部屋干し3Dムーブアイ】



▲「3Dムーブアイ」は、洗濯物の温度を見分け、濡れているものだけを狙って乾燥させる業界唯一の機能。その下の「光ガイド」が狙っている部分を緑色に照らす。

【全体乾燥×集中乾燥】



▲「3次元広角狙えルーバー」が上下160度、左右100度に稼働し、ワイドに干しても一気に乾燥。「3Dムーブアイ」が乾き具合を常にチェックし、湿っている衣類にだけ集中的に送風する。

『MJ-120MX』の衣類乾燥性能をチェック



【ムーブアイが湿った場所だけムラなく乾燥】



▲衣類乾燥ボタンを押すだけで、ムーブアイが自動で洗濯物の範囲を把握。幅広く干しても2段に干しても濡れている場所を狙って乾かす。



▲ワイドに干した洗濯物も約3時間で乾き残しなく完全に乾燥。水タンクには2L近い水が溜まっていた。

【狙っている場所を光が照らす「光ガイド」】



▲「光ガイド」により、ムーブアイが狙っている場所が一目瞭然に。濡れている衣類を丁寧に乾かし、それ以外の場所には送風していないことが改めてわかった。

【「ズバッと乾燥」でスピーディー乾燥】



▲急いで乾かしたい衣類にピンポイントで送風できる「ズバッと乾燥」。その乾燥場所を定める際も、光ガイドが活躍する。



▲狙いたい位置は、光ガイドが照らしている場所を見ながら「方向スイッチ」で上下左右に動かして調整していく。

『MJ-120MX』の除湿性能・清潔性をチェック



【「部屋サラリモード」でカビを抑制】

 

▲窓や湿ったエリアをムーブアイが検知し、送風と除湿を自動的に切り替えながら連続運転を行うことで結露を抑制。リビングで運転したところ、約2時間で湿度が13%下がった。

【浴室のカビには「浴室カビガード」】



▲浴室を水滴や結露を乾かし、カビの発生を抑えたいときは、除湿ボタンで「浴室」を選択。ムーブアイが浴室内の湿気を見つけて乾燥させ、カビの繁殖を抑制する。

【Wフィルターで空気もキレイ】



▲取り込む空気は、「銀イオン抗アレルフィルター」と「プラチナ抗菌フィルター」でキレイにしてから送風する。



▲「内部クリーン」運転で乾燥させることで、本体内部のカビの発生を抑制。運転後、1日1回を目安に運転することを推奨している。

使い倒しインプレッション

ムーブアイによる無駄のない乾燥性能は唯一無二



花粉やPM2.5が気になる、仕事で日中家にいないなど様々な事情から、洗濯物を部屋干しする家庭が増えている。しかし部屋干しすると室内の湿度がぐんと上がり、窓が結露したりカビが生えたり、洗濯物が臭くなるなど、不快なだけでなく衛生上もよくない。部屋干し派なら、ぜひとも使ってほしいのが衣類乾燥除湿機だ。

『MJ-120MX』は、赤外線センサーを使って洗濯物の濡れている場所を見つけるという、業界唯一の機能を搭載。そもそも衣類乾燥除湿機は、カラッとした空気を洗濯物に直接当てることで衣類を乾燥させるが、ほとんどの製品は、洗濯物を干している範囲に風が行き届くよう、ルーバーの稼働範囲を自分で設定しなければならない。また薄手の物と厚手の物を同時に干した場合、当然薄手の物が先に乾くが、厚手の物が乾くまでは運転を続ける必要がある。つまり薄手の物をムダに乾かし続けることになるのだ。

しかし『MJ-120MX』なら、「衣類乾燥」ボタンを押すだけで、ムーブアイが勝手に動いて濡れている場所を探し出し、勝手に乾燥させる場所を決めてくれる。あとは、その範囲内で稼働するので、実にムダがない。例えTシャツとロングワンピースを隣り合わせて干しても、それぞれの長さまできっちり風を送ってくれるのだ。そのぶん効率よく洗濯物が乾かせ、電気代も抑えられる。

このように効率的に乾かしていると客観的にわかるのは、新搭載の「光ガイド」のおかげだ。と言っても、ムーブアイが見ている場所を光で照らしているだけなのだが、何しろ見張っている感がスゴイ(笑)。洗濯物が全体的に乾くと、徐々に濡れている場所だけ集中的に乾かすため、光ガイドを見ながらまだ濡れている場所を把握し、風が当たりやすい場所に移動させてもいいだろう。そして、乾燥後にタンクの溜まった水を見たときの達成感ときたら! 逆に、衣類乾燥除湿機を使わないと、これだけの湿気が部屋に充満するのかと思うと、ぞっとする。

急ぎの衣類を乾燥させる「ズバッと乾燥」は、今日持っていく体操服が濡れている、といった、ありがちなハプニングに対応するうれしい機能。ただし、あっという間に乾くわけではないので、やはり余裕は必要だ。

結論

【ここが○】

・「部屋干しムーブアイ」が濡れている場所を狙って送風するため、乾燥効率が高い。

・「光ガイド」で送風場所がわかることで、洗濯物の状態確認に役立つ。

・「ズバッと乾燥」で急いで乾かしたい洗濯物にも対応。

【ここが×】

・コンプレッサー式ゆえ気温が低いと除湿能力が下がり、冬場の使用に不向き。

乾かすべき場所は自分で判断!完全にお任せできる賢い除湿機



乾かすべき場所を自分で見つけ、そこだけを乾かしてくれるMJ-120MX。サーチライトのように動く光ガイドも相まって、まるで賢いロボットのようだ。乾き残しもほとんどなく、使いやすさ、乾燥性能から見てもベストな製品と言っていいだろう。



▲コード:電源コードは1.8m。洗濯物をワイドに干すと、コンセントから届かなくなり、延長コードが必要になる。



▲持ち手&キャスター:本体自体は13.5kgと重いものの、持ち手とキャスター(底面4輪)がついているため、転がしながら移動できる。

文/田中真紀子 製品撮影/下城英悟

※『デジモノステーション』2017年7月号より抜粋

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『MJ-120MX』製品紹介ページ

三菱電機公式サイト