今野の復帰弾もシリアとドロー…イラク戦へ不安を残す《キリンチャレンジカップ2017》

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▽日本代表は7日、東京スタジアムでキリンチャレンジカップ2017のシリア代表戦に臨み、1-1の引き分けに終わった。

▽13日に控えるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第8節のイラク代表戦に向けたテストマッチ。前回の対戦で苦戦を強いられた相手とのアウェイ戦を控える中、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、吉田とのセンターバックコンビに昌子をチョイス。また、インサイドハーフには左第5趾基節骨骨折から復帰した今野を起用した。前線には、右から久保、大迫、原口を並べた。

▽ワールドカップ初出場から20周年を記念し、当時着用していた「炎」をモチーフとしたメモリアルユニフォームを着用して、この一戦に臨んだ日本だが、開始早々にセットプレーからシリアにゴール前への侵攻を許してしまう。

▽さらに、日本にアクシデントが発生。7分、自陣左コーナー付近で粘りの守備を見せた香川が左手を着いた際に左肩を痛め、そのまま倉田との交代を余儀なくされる。

▽この響もあり、攻守において不安定さが目立つ日本。それでも17分、敵陣中央で山口のパスを受けた倉田がボックス左へスルーパス。これに反応した大迫が左足でシュートを放つが、GKアルマに処理される。

▽日本は徐々にボールを保持し始めるもシュートに結びつけることができず、逆にシリアにゴールを脅かされる。27分、右サイドからの放り込みを昌子がクリアするが、こぼれ球をアルマワスがボックス右手前で右足一閃。しかし、強烈なシュートはわずかにゴール右を外れ、事なきを得る。

▽攻めあぐねる時間帯が続く日本は40分、クロスのセカンドボールをボックス右手前で酒井宏が突くと、これを拾った原口がボックス手前から左足でシュートを放つも、わずかにバーの上。さらに前半アディショナルタイム2分、左サイドから原口、今野とつなぎ、ボックス右手前の久保が左足を振り抜くが、枠を捉えることができず、ゴールレスで試合を折り返す。

▽後半開始から久保に代えて本田を起用した日本だったが、立ち上がりに先制を許してしまう。48分、右サイドからジェニアトがクロスを上げると、ゴール前のマルドキアンが頭で合わせ、シリアが先制する。

▽失点を喫した日本はシリアに押し込まれる展開が続く中、一瞬の隙から同点ゴールを奪う。58分、左サイドで原口のパスを受けた、大迫が潰れながらも繋ぐと、左サイドを突破した長友がクロス。これを、ファーサイドに走り込んだ今野が右足で押し込み、同点に追いつく。

▽試合を振り出しに戻した日本は直後に乾、63分に浅野を投入。すると、前半停滞していた攻撃に流れが生まれる。74分、倉田のパスをボックス左手前で受けた大迫がドリブルからボックス右へラストパス。これを、走り込んだ本田が右足でシュート。さらに77分、本田のロングボールをボックス左外で収めた乾が、巧みなトラップからボックス内へ侵攻。ゴール前左から右足でシュートを放つが、どちらもGKアルマの正面に飛んでしまう。

▽終盤に差し掛かっても乾を中心に攻め込む日本は87分、乾のドリブルからボックス内の岡崎、浅野を経由し、ボックス右の本田へつなぐも、右足でのシュートは枠を捉えることができない。

▽アディショナルタイムにも攻め込む日本だったが、細かいミスでシュートチャンスをつくることができず。逆転ゴールは生まれないまま試合終了。1-1のドローに終わり、イラク戦に不安を残す結果となった。