【ビデオ】タトゥー・アーティストがカスタムを手掛けたドゥカティ「スクランブラー マベリック」

【ギャラリー】Ducati Scrambler Maverick5


評判の高いドゥカティ「スクランブラー」のラインアップをさらに盛り上げるべく、ドゥカティ・ノースアメリカは最初の「マベリック」(一匹狼、独立独行の人といった意味)を手掛ける栄誉を、タトゥー・アーティストのGRIME氏に与えた。タトゥーは長期の影響を伴う全く個人的な嗜好である一方、スクランブラーはドゥカティがおそらく狙っているであろう個性化を提唱するバイクだ。
ドゥカティ・ノースアメリカのジェイソン・チンノックCEOは、「スクランブラー マベリックのプロジェクトを立ち上げたのは、ユニークなエキスパートの創造性と個性を取り入れて、スクランブラーに活力を与えるためです。GRIME氏を最初のマベリックに選ぶことで、今後の展開を確立したいと考えました。彼は常に人生の道を切り開いてきた結果、極めて評価の高いタトゥー・アーティストとなりました。GRIME氏の際立ったスタイル、自由奔放な創造性は、ドゥカティ スクランブラーに通じる特性です」と述べている。

Scrambler Maverick from Scrambler Ducati on Vimeo.

マベリック プロジェクトでは、毎年2人のビルダー候補を選び、「スクランブラー アイコン」を適度にモディファイするという課題を与える。使用できるのはドゥカティ製のパーツのみで、"適度"な予算を超えてはならない。GRIME氏(なぜ全て大文字なんだろう?)のようなカスタマイザーたちは、伝統的な手法とは違ったアプローチを取り入れてくるだろうと、ドゥカティは期待しているようだ。少なくとも今回の作品を見た限り、非伝統的なカスタムが好まれるらしい。

GRIME氏はカリフォルニア州マリンにあるMarin Speed Shopと協力して、80年代スタイルのモトクロスをヒントにブルーの色調を採用した。公道用タイヤを装着しているものの、全体的な仕上がりはドゥカティの「スクランブラー デザート・スレッド」に似ていなくもない。アドベンチャー・バイクへの関心が高まっていることを考えると、それも悪くないだろう。

このスクランブラー マベリックは4月にテキサス州オースティンで開催されたハンドビルト・モーターサイクルショーでデビューを飾っており、この夏に別のイベントに登場することも計画されている。そして最終的には、GRIME氏の意向によりシュライナーズ子ども病院を支援するため、『eBay for Charity』で売りに出される予定だ。



思うに、米国がいわゆるオートバイ・シーズンに突入する中、ドゥカティは発売から2年を経たスクランブラー・シリーズへの興味を再喚起したいと考えているのではないだろうか。表向きは、このプロジェクトでスクランブラーの個人によるカスタムを促すとうたっているものの、バイクをもっと売りたいというドゥカティのシンプルな願望が明らかに見て取れる。我々はGRIME氏の作品が気に入ったので、彼とドゥカティに伝えよう。小文字で"shout-out(頑張れ!)"と。

By David Boldt
翻訳:日本映像翻訳アカデミー