ショートフィルム『わかれうた』の黒木瞳監督と主演の石野真子

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『嫌な女』(16)で監督デビューした黒木瞳。黒木監督が2度目のメガホンをとった初のショートフィルム『わかれうた』の完成発表会が、6月7日に恵比寿act squareで開催。黒木監督と主演の石野真子、高岡浩三(ネスレ日本株式会社 代表取締役社長兼CEO)が舞台挨拶に登壇した。

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『わかれうた』は、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)の参加作品で、ネスレ日本の新作ショートフィルムとなる。コーヒーの香りを通して、青春時代の別れと、大人になってからのそれぞれの再会を描く味わい深いドラマだ。

黒木監督は「まだ、監督としての醍醐味を感じられるほどの域には達していませんが、お客さまに楽しんでいただきたいという一心で作りました」と恐縮する。「私自身の思い出を発端に、脚本を井上由美子先生に書いていただき、脚本作りから完成するまでこつこつやっていきました。映画の現場にいられるという幸せな思いは共通しております」。

石野は黒木監督の演出について「とても自然で、好きなようにさせていただいた」と笑顔を見せる。「もう少し怒られるかと思ったのですが、ほめていただきのせていただいた。『ようこそ、黒木組へ』と迎えてくださった感じでした」。

黒木監督にオファーした高岡社長も「一視聴者として大変楽しめる作品でした。私たちのブランドというよりは、この作品自体を観ていただきたい」と手放しで絶賛した。

最後に黒木監督は「映画のなかで実際に出てくるカセットテープは私のです。真子ちゃんが歌ってる頃かな。17歳、18歳の頃に録ったカセットがたくさん映っています」とアピールすると、石野も「懐かしい」と微笑み「あの頃があって今があって『いいね』ってたぶん思っていただけると思いますので、ぜひご覧ください」と締めくくった。【取材・文/山崎伸子】