メルカリ、料金まとめて翌月に支払う「月イチ払い」の試験運用開始

写真拡大

 メルカリは、6月5日から支払いを月に1回にまとめることができる「メルカリ月イチ払い」の試験運用を開始した。これによって、月に何回もメルカリで買い物をしても支払い手続きを行う回数は1回にまとめることができ、利用者の利便性向上を図る。

【こちらも】メルカリ、現金・交通系ICカード・特殊景品の出品を禁止

 メルカリの利用者には若者が多く、支払いにはクレジットカードではなくコンビニ払いを利用するユーザーが多い。月に複数回商品購入を行うと、何度もコンビニに行く必要があった。「メルカリ月イチ払い」を利用すればコンビニに行くのは月に1回となり、利便性が向上する。

 利用には、商品購入時に支払い方法で「メルカリ月イチ払い」を選択する。利用限度額は月に2万円まで。利用月の翌月1日から末日までが支払期間となる。支払手数料は1回100円で「メルカリ月イチ払い」を利用しなくとも変わらない。

 メルカリでは現在決済方法としてクレジットカード払い、キャリア決済、コンビニ払い、ATM払い、メルカリ上の売上金からの支払いなどが利用できる。「メルカリ月イチ払い」はコンビニ、ATM、メルカリ上の売上金からの支払いで使用可能。今後は口座振替の対応も検討している。

 現在「メルカリ月イチ払い」の対象になっているのは一部のユーザーのみ。過去の利用実績などを基準にして対象ユーザーが決まるが、順次拡大していく予定。また、商品を出品しているユーザーには何の変更もない。

 昨年11月、ファッションECサイトZOZOTOWNが手数料324円で支払を2カ月遅らせることができる「ツケ払い」機能の提供を開始して売上が増加したことを追う形になる。ただしZOZOTOWNでは若いユーザーが支払い能力以上の購入を行ったり、2カ月後の支払いを忘れるなどの問題が起こった。

 メルカリでは同様の問題を防ぐため、月に2万円の利用限度額を定めたり、これまでの利用実績を元にして対象ユーザーを限定するなどの対策をとっている。対象ユーザーの拡大や利用限度額の変更も、今回の試験運用の結果を見て検討する。

 現在はオープニングキャンペーンとして、「メルカリ月イチ払い」なら月に何回使っても支払手数料は100円になる。