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なんだかスイムウェアっぽい?

ロケットを打ち上げたり着陸させたりと、怒涛の勢いで宇宙開発を進めるスペースX社。イーロン・マスク氏が率いるこの民間宇宙開発企業は、このところ火星移住用の宇宙船「ITS(Interplanetary Transport System)」を構想しています。このITS、なんと一度に100人〜200人が搭乗する大規模な宇宙船になる予定なんですって。

しかし火星への長い道のりでは、宇宙船の中での移動期間を過ごす「フライトスーツ」も大事になってくるみたい。シンプルで機能的、かつリラックスできるものが求められます。そんなスペースX社による「火星移住用のフライトスーツ」のコンセプトデザインを、フランス人デザイナーのClement Balavoine氏が発表しました。

火星まで、115日間の旅







地球から火星まで、その旅路はおよそ80〜115日間。その間、宇宙船の搭乗者は無重力下で生活しなければなりません。無重力が人体に及ぼす影響の全貌はまだ正確にわかっていないのですが、筋肉量や骨密度、それに心臓のパフォーマンスの低下などが発生すると報告されています。

そこでこのスーツには、骨格筋を刺激するデザインを採用。筋肉量の低下を抑えてくれるんだそう。さらに背中側には背骨をサポートする構造が取り入れられているので、体の歪み防いでくれそうです。

いずれ訪れる、有人火星探査の時代





イーロン・マスク氏は、「2024年には有人火星探査を実現したい」と表明しています。NASAも2030年代の有人火星探査を計画していますし、人類が火星に到達する日はそう遠くないでしょう。やがて私達もこんなフライトスーツをきて宇宙へと飛び立つ日がくるかもしれない……と思うと、なんだかワクワクしてしまいますね。

文/塚本直樹

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『SpaceX - Flight Suit』コンセプトページ