6日、香港経済日報によると、中国の大学統一入学試験「高考(ガオカオ)」が7日スタートする。写真は受験生。

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2017年6月6日、香港経済日報によると、中国の大学統一入学試験「高考(ガオカオ)」が7日スタートする。安徽省六安市の毛坦廠高級中学(高校)は「アジア最大の高考工場」と呼ばれ、生徒約1万人が高考を受験するマンモス校として内外の注目を集めている。参考消息網が伝えた。

中国では今年、全国で約923万人が高考を受ける。大学進学先は将来の就職先にも影響するため、受験生や家族の力の入れようは大変なものだ。毛坦廠高級中学は中国でも特に受験に熱心な学校として知られ、毎年その熱狂ぶりが話題になる。

毛坦廠高級中学の「高考狂想曲」は本番の2日前、5日に始まった。受験生や家族、市民ら約1万人が学校周辺に詰めかけ、立錐の余地もないほどだ。家族らは旗を振り、太鼓を叩いて受験生を励ます。学校は市内中心部から70キロ以上離れているため、受験生は大型バスに分乗して会場を目指す。3年生だけで55クラス、1クラス100人以上。さらに別コースの生徒も加わり、まさに民族大移動となる。

受験に向けて親が部屋を借りるため、賃貸物件の家賃も跳ね上がる。受験会場周辺の食堂やスーパーも潤い、町は「高考景気」に沸く。湖北省武漢市のあるホテルも、高考の1カ月前には受験生や家族で予約がいっぱいになった。宿泊費も通常の倍近くに跳ね上がるという。(翻訳・編集/大宮)