6日、あくびをしたり、ウトウト居眠りをしたり、笑みを浮かべたり、しまいにはお絵描き…。韓国の前大統領・朴槿恵被告の公判での行動に注目が集まる中、韓国メディアが、これらの行動から見える朴被告の心理状態について専門家の分析を報じた。資料写真。

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2017年6月6日、あくびをしたり、ウトウト居眠りをしたり、笑みを浮かべたり、しまいにはお絵描き…。韓国の前大統領・朴槿恵(パク・クネ)被告の公判での行動に注目が集まる中、韓国・チャンネルAは、これらの行動から見える朴被告の心理状態について専門家の分析を報じた。

被告人席に座る朴被告が鉛筆で何かを描く姿が確認されたのは、5日の公判中。傍らの柳栄夏(ユ・ヨンハ)弁護士が証人尋問している最中、20分にわたって正体不明の絵を描いては消してを繰り返し、消しゴムのかすを集めて払い落したり、ウエットティッシュで拭いたりしたという。

5月23日の初公判では自分の座る位置を「端から2番目、端から2番目」と小さな声で繰り返すなど緊張した姿がみられたが、13回の裁判を経て、頬づえをついたり居眠りをしたりするなど、態度の変化が注目されている。

徐々に余裕がみられていることについて、京畿(キョンギ)大犯罪心理学科のイ・スジョン教授は「弁護人が安心させてくれている部分もあり、また明らかに立証されるような過ちは犯していないという意地のようなものもある」と分析。

また、国立中央医療院精神科専門医のキム・ヒョンジョン氏は、朴被告の行動について「現実があまりにも受け入れがたい場合、回避や歪曲(わいきょく)など、否定する防御装置を発動することもある」など、ショックや羞恥心を最小化するための一種の「現実逃避」と分析している。

一方、朴被告の関係者は「週3回もの公判強行のせいで弁護人との接見時間が足りず、裁判内容をよく理解できていない可能性もある」と説明している。

この報道に韓国のネットユーザーからは5000件近くのコメントが寄せられ、「同情を買うための演技では?」「もしや減刑狙いとか?」と「わざと説」を主張する声や、「あんな人が私たちの大統領だったなんて」「この人が韓国を支配してたとは」などの嘆き節、「そのうち鼻歌も出てきそう」「ある意味リスペクトするわ」と皮肉を込めた声が相次いでいる。

また、「裁判の内容が分からないって、国民はだいたい分かってるのに…」とやりきれない思いをつづるコメントや、「テレビで裁判を生中継して。実際どんな様子なのか見てみよう」との声もあった。(翻訳・編集/松村)