ブルンジの村の学校で授業を受ける生徒。DPA提供(2015年3月17日撮影)。(c)DPA/Frank May

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【AFP=時事】アフリカ南部モザンビークで髪の毛のない男性2人が惨殺され、体の一部が呪術に使われる事件があった。当局は6日、同様の襲撃が起きる恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。

 2人の殺害事件は先月、マラウイとの国境に近い中部ザンベジア(Zambezia)州ミランジェ(Milange)で発生。1人は髪のない頭部を切り落とされ、臓器を抜き取られた状態で発見された。臓器はタンザニアとマラウイで運気を上げる儀式に使われたという。

 地元警察はAFPの取材に、2人はいずれも40歳以上だと述べた。

 国家警察のイナシオ・ディナ(Inacio Dina)報道官は首都マプト(Maputo)で開いた記者会見で、容疑者2人を逮捕したと発表。動機については「現地では頭髪のない人は裕福だと信じられている」と述べ、迷信や文化が背景にあるとの見解を示した。

 モザンビークでは、体の一部を呪術の儀式で使用するため先天性色素欠乏症(アルビノ)の人たちへの襲撃が相次いでおり、ディナ氏は今回の殺害はそれに似ているとも指摘した。

 ザンベジア州の治安部隊の報道官は、州一帯で頭髪のない人が標的にされたのは初めてとしている。
【翻訳編集】AFPBB News