池井戸潤氏原作ドラマが撮了

写真拡大

 池井戸潤氏の長編小説を向井理と斎藤工の主演で連続ドラマ化する「連続ドラマW アキラとあきら」が、このほどクランクアップを迎えた。プライベートでも親交があり、本作で4度目の共演を果たした2人。最終日には、一足先に撮影を終えた斎藤が、現場にサプライズ登場し向井をねぎらうなど、仲の良さをうかがわせた。

 原作小説「アキラとあきら」は、「下町ロケット」「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」「民王」などで知られる直木賞作家・池井戸氏の最新作。バブル経済の崩壊に見舞われた激動の時代を背景に、大企業の御曹司・階堂彬(向井)、父親の会社の倒産など過酷な人生を歩んできた山崎瑛(斎藤)の人生が交錯していくさまを描く。原作小説では瑛を主軸に物語が展開されるのに対し、ドラマ版では彬を中心にストーリーが進行していく。

 2月後半に撮入した本作。向井は、「最初に台本を読んだ時に今まで味わったことのない躍動感のある台詞の入り方で特に後半から一気に読んで、台詞がどんどん入っていくのと同時に階堂という人間もだんだん理解していくようになりました」と明かし、「撮影に入ってからは撮影時間が長くなれば長くなるほど充実感が増したので、今は『撮影を終えた』という実感よりもまだ続いているような感覚があります」と約3カ月の撮影を振り返った。

 一方の斎藤は、「大河ドラマではないですが、幼少期から青年期までをバトンを繋いでいくような大きなエネルギーが集っている作品に参加したんだなと実感しました」と本作に対する思いを語る。そのうえで、「題材からも会議室での撮影シーンは多かったと思いますが、今日は外のロケで気持ちもよくて、非常に後味の良いクランクアップになったなと思います」と充実感をにじませた。

 なお、WOWOWが池井戸作品をドラマ化するのは、「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」「株価暴落」に続き4作目だが、今回は過去最長の全9話で制作される。「連続ドラマW アキラとあきら」はWOWOWプライムで7月9日午後10時から放送開始。第1話は無料。