「日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち」ビジュアル (C)2015 Roots Fims Fisfisa Media All Rights Reserved.

写真拡大

 台湾のアカデミー賞に相当する金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞受賞作で、1933年日本統治下の台湾に登場したモダニズム詩人団体にスポットを当てたドキュメンタリー「日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち」が8月公開する。

 80年以上の時を経て、台湾で注目を集めるモダニズム詩人団体「風車詩社」(ふうしゃししゃ)。古都・台南で、日本近代詩の先駆者である西脇順三郎や瀧口修造らから刺激をうけ、日本文学を通してジャン・コクトーなどの西洋モダニズム文学に触れる中で、台湾の若きシュルレアリストたちの情熱は育まれていった。

 ホアン・ヤーリー監督が、日本語で台湾文学を創造しようとした若き詩人たちによる「風車詩社」の詩にみせられ、関係者への取材、綿密な資料調査を行い、文学を通し、当時の台湾と日本の関係、文学的交流、そして二二八事件、白色テロなど社会的な側面を浮き上がらせる。

 「日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち」は、8月からシアター・イメージフォーラム他全国順次公開。