【ソウル聯合ニュース】韓国外交部長官候補の康京和(カン・ギョンファ)元国連事務総長特別補佐官が7日、国会の人事聴聞会の冒頭、旧日本軍の慰安婦問題について「被害者中心の観点で知恵を集め、日本と対話しながら、誠意ある措置が取られるよう努力する」と述べた。慰安婦問題を巡り2015年末に韓日政府が結んだ合意を補うような措置を模索する考えを示した。

 康氏は両国関係に関し、「歴史問題が両国関係の障害にならないよう、歴史を直視しながら外交、安保、経済、文化など様々な分野での実質的な協力関係の発展に努める」とした。
 また、韓国の外交・安保の重要課題として、北朝鮮核問題の解決を通じた平和な朝鮮半島の具現化、国益を増進する堂々たる協力外交、民主主義と平和をリードする責任ある国としての役割強化を掲げた。「協力外交」を通じた強く平和な国をつくりあげるため最善の努力を尽くすとしながら、その際には「手続き面の正当性と透明性を高め、そのために国民との意思疎通を強化していくことが重要だと思う」と強調した。
 北朝鮮核問題については、「国民の生存に直結する問題として、平和な朝鮮半島の具現に向け最優先で解決すべき課題だ」と見なし、「われわれは当事者としての意識を持ち、より能動的かつ主導的に働きかけていかなければならない」と述べた。
 北朝鮮の挑発には「断固として対応していく」とし、北朝鮮の核・ミサイル能力の高度化を防ぎ追加挑発を抑止するため、国連安全保障理事会の決議などを通じた国際協調に積極的に参加する姿勢を示した。ただ、北朝鮮への制裁圧力はあくまで非核化に向けた手段であるべきだとしながら、「北の非核化のために制裁と同時に対話再開に向けた働きかけも並行させていこうと思う」と述べた。
 康氏は外交部長官に任命されるなら、「厳しい外交安保環境において、これまで外交部と国連の舞台で培ってきた能力と経験を生かし、時代が求めるリーダーシップを発揮して韓国の外交の新たな地平を開く」と意気込んだ。
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