「共生園」で多くの孤児を育てた尹鶴子さん(資料写真)=(聯合ニュース)

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【務安聯合ニュース】日本の安倍晋三首相の特使として韓国を訪れる自民党の二階俊博幹事長らが、滞在日程の半分を南西部の全羅南道で過ごすことが7日、分かった。

 全羅南道庁によると、二階氏率いる特使団は10〜11日に同道の木浦を訪れる。12〜13日にソウルを訪問し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に安倍首相の親書を渡すことを検討中とされる。
 二階氏は、全羅南道と姉妹協定を結んでいる高知県の尾崎正直知事や日本旅行業界の関係者ら約300人とともに、木浦の「金大中ノーベル平和賞記念館」や「共生園」を訪れる。
 共生園は、故尹鶴子(ユン・ハクジャ、日本名:田内千鶴子)さんが孤児の面倒を見ていた施設だ。尹さんは日本による植民地時代の1912年に朝鮮総督府の官吏の一人娘として生まれ、父親に連れられて木浦に来た後、共生園を運営していた朝鮮人伝道師と結婚。68年に亡くなるまでに3000人余りの孤児を育て上げた。
 二階氏は前全羅南道知事の李洛淵(イ・ナクヨン)首相、同道出身の野党「国民の党」の朴智元(パク・ジウォン)前代表と親交があるとされる。
 旅行業界の関係者が多数訪問することから、全羅南道は日本人観光客の誘致などにも弾みがつくと期待を寄せている。
tnak51@yna.co.kr