(株)ジャクソン(TSR企業コード:800073819、法人番号:4470001004065、高松市塩上町3−3−12、設立昭和24年1月、資本金4100万円、代表清算人:森康一氏)は5月25日、高松地裁より特別清算開始決定を受けた。
 負債総額は15億8655万円(平成27年12月期決算時点)だが、その後の会社分割により大きく変動している可能性がある。

 昭和19年に創業し、(株)森繁治商店として設立した老舗の木工家具製造業者。香川県の伝統工芸である漆塗り家具のトップメーカーとして県内外での知名度は高く、大手百貨店やハウスメーカーなどに営業基盤を築いていた。平成2年12月期にはピークとなる売上高35億3861万円を計上し、採算も維持していた。その後は、バブル崩壊後の景気低迷に加え低価格家具メーカーの台頭などにより減収で推移し、採算性も急激に悪化。このため、建築設計事務所やハウスメーカーなどへの営業を強化し内装家具の受注拡大を図ったほか、既存個人顧客の買い替え需要を掘り起こすためカスタマーサービス事業部を新設するなど、営業面の立て直しを図っていた。しかし、これら施策は奏功せず、27年12月期は売上高約9億円に対して1億3555万円の赤字となった。
 金融機関の主導により28年10月28日、会社分割で(株)森繁(旧:(株)MEC、TSR企業コード:018914039、法人番号:3470001015872、高松市上福岡町855、設立平成28年8月、資本金1000万円、中野浩一社長)を設立して木製品の製造販売事業を移管。同時に当社はジャクソンに、MECは森繁にそれぞれ社名変更。当社は29年2月28日、株主総会の決議により解散し、今回の措置となった。