「週末の作り置きレシピ」のスガさんに聞く安心・簡単の食中毒対策!

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忙しい毎日、冷蔵庫に入っていると助かる「作り置きおかず」たち。いろいろな種類をまとめて作っておけば時短になるばかりか、どれを食べようかと選ぶ楽しみ、そしてひと味、ふた味アレンジする楽しみもありますよね。ただし、とくにこれからの季節に気になるのが「食中毒」…。今回は、ブログ「週末の作り置きレシピ」のスガさんに、調理や保存するときにご自身が実践されている食中毒対策についてうかがいました。

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【調理編】冷やす&かき混ぜる、で食中毒対策

1週間分のおかずを週末の3時間でまとめて作り置きするスガさん。働きながら子育てをされてきたスガさんの「おかんの味」は、ブログや著書『身に付く作り置き』で大人気です!
そんなスガさんは、調理の際には作ったそばからお鍋ごと冷やす、保存容器はアルコール除菌スプレーでこまめに消毒するという食中毒対策をふだんから徹底されています。


食中毒対策、スガさんがとくに気をつけていることといえば?



出典元: http://mayukitchen.com/faq-coo...

じつは以前、「1日寝かせるとおいしい」はずの翌日のカレーを食べてお腹を壊したことがあって…。それからはとくに食中毒対策を気にするようになりました。

具体的には、ウェルシュ菌対策です。これは人や動物の腸内や土、下水に広くいて、カレーやシチュー、筑前煮など、肉・野菜などの煮込み料理で食中毒を発症させることが多いです。ウェルシュ菌は100℃、1〜6時間の加熱に耐え、酸素のないところで増殖し、芽胞を作ります。つまり、酸素に弱いのが特徴のひとつです。

そこで増殖させる前に、調理や再加熱の際は鍋底、鍋肌から全体をかき混ぜて、できるだけ料理全体が空気に触れるようにしながら全体を沸騰させること。これなら安心ですし、全体に熱が行き渡ってよりおいしくいただけます。

その他、調理の際のポイントはありますか?

しっかり冷やしてから保存することも大切です。ただし、「いきなり冷蔵庫に入れる」という荒業は、冷蔵庫内の温度が上がり保存していた他の食材の温度も上がりますので、それこそ食中毒の元。

私は一回り大きい鍋やボウル、シンクに水を溜めたところに調理した鍋ごと入れて、氷+流水で、かき混ぜながら、酸素に触れさせながら冷まします。溜めた水に氷をたくさん入れてもいいですよ。4〜8人分程度でしたら、10〜15分くらいで粗熱が取れます。

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【ポイント1】
しっかり冷やしてから保存する。いきなり冷蔵庫、は冷蔵庫内の温度が上がりかえって食中毒の元に!

【ポイント2】
調理や再加熱の際は鍋底、鍋肌から全体をかき混ぜて、できるだけ料理全体が空気に触れるようにしながら全体を沸騰させる!

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スガさんのブログでは、「食中毒を防止するために 知識と実践」としてさらに詳しい知識や予防方法が紹介されています。

▼ブログを読む
http://mayukitchen.com/food-poisoning-prevention/

【保存編】保存容器のアルコール消毒は本当に、本当に大切!

作り置きで一番気になる、保存する時の注意点といえば?

保存の際は、必ず容器、フタとも市販のキッチン用アルコール消毒スプレーでしっかり消毒してから使っています。これも過去の失敗から学んだことです。手軽、確実、時短、低コストと、アルコールは優秀です。



出典元: http://mayukitchen.com/tips-po...

以前、少なくなった作り置きの残りを別の小さい容器に移し替える際に、キッチン棚に普通に保管しておいた容器を消毒しないまま使ったんです。「まぁ、どうせあと2〜3日で余裕で食べきれるやろうし、量も少ないし」と。もちろん、その後すぐに冷蔵庫で保存しました。

その結果、やっちゃいました。翌日の晩には、まったく違う臭いの物体に――。今でこそ笑えますが、わざわざ移し替えたのは、「あとしばらく活用したい」という思いがあったからなのに、それが元で腐らせたのです。

翌日、しかも平日の晩ご飯に、ささっとリメイクして食卓に出して、それをさらに次の朝に弁当に詰めて…と予定していたのに、すべて無駄になりかえって二度手間、三度手間になってしまったんです。仕事で疲れて帰って来た夜に、こんな目に遭った時は、もう目も当てられません。
私が、保存容器はしっかり消毒してから使いましょう、と、しつこいほど述べているのは、これが原因の一つです。

消毒は、本当に本当に大事です。一見面倒に思えるかもしれませんが、クセづけると、なんてことはありません。それから、時間が経ち過ぎたり、少しでも怪しいと思ったら、口に入れずに処分する思い切りもお忘れなく!

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【ポイント3】
保存の際は、必ず容器、フタともアルコール消毒を。小さな容器に移し替える時にも消毒は忘れずに!

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食中毒は、じつは梅雨の時期や真夏だけのものではありません。せっかく作るのですから、日ごろから食中毒対策を万全にして作り置きをおいしく、安全に楽しみたいですね。

冷蔵5日〜1週間OK!スガさんの作り置きレシピ


【保存の目安は冷蔵1週間】
「ひじきたっぷり炒り高野」は作っておけば、アレンジも保存も利く、とても優秀な一品です。もう、毎週欠かさず作っています。
そのままはもちろん、混ぜご飯、おにぎり、玉子焼きの具、つくねのたねに混ぜたりと、冷蔵庫に用意しておけば大変重宝します。ミネラルと繊維質たっぷり、体が喜ぶレシピです。

▼レシピをチェック!
http://www.recipe-blog.jp/profile/18260/blog/14195985


【保存の目安は冷蔵5日間】
「根菜たっぷり豚汁」私が豚汁の大ファンになったレシピです。だしは無し、調味料はみそだけ。油を使わないのでとてもヘルシーで、味付けは薄めですが、野菜の旨味がたっぷりと活きた一品です。

▼レシピをチェック!
http://www.recipe-blog.jp/profile/18260/blog/14840192


【保存の目安は冷蔵5日間】
せっかくなのでカレーのレシピもひとつ。爽やかな辛さがおいしい、「野菜たっぷりグリーンカレー」です。
決まったスパイスを順に加えるだけ、簡単・短時間、しかもおおざっぱでOK!なのが嬉しいです。野菜たっぷりで彩り良く、作り置きが利くのもいいですね。

▼レシピをチェック!
http://www.recipe-blog.jp/profile/18260/blog/14536269

※保存期間はいずれも目安です。保存状態によっても異なります


★スガさんのプロフィール
http://www.recipe-blog.jp/profile/mayukitchen

おいしいものと、酒と料理と音楽好きの働くお母さん。働きながら子育てをしていた経験を活かし、週末作って平日食べる作り置きレシピを紹介したブログ「週末の作り置きレシピ」は、調理のコツがわかるよう写真もたっぷりで大人気。


『身につく作り置き 料理の腕がぐんぐん上がる』
週末に3時間で1週間分を作るスガさんの作り置きおかずのレシピとともに、スガさん流のおいしく仕上げる調理のポイントや、料理に関する「なぜ、そうするのか」を、1ページ1ページたっぷりと。

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『ラクする作り置き』
スガさんの買い出しのコツから、消毒の仕方、保存容器の選び方、冷蔵庫整理術まで掲載。レシピは、野菜たっぷりカロリー控えめ50レシピを、それぞれの週のシチュエーションごとに詳しく。

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