米ハーバード大、Facebookへ不適切投稿で合格者10人の入学許可取り消す。マサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード大学キャンパス(Michael Hicks)

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 入試担当者はソーシャルメディア(SNS)の投稿を審査し、人格や社会的言動を確認して、入学にふさわしい人物かどうかの判断する材料の一つとしている。名門ハーバード大学は合格者の約10人に対して、Facebookで性的暴力や人種差別など不適切な発言をしたとして入学許可を取り消した。米ワシントン・ポスト紙が5日に報じた。

 報道によると、ハーバード大学の入学試験合格者の約100人は、同大のFacebook公式ページで「ハーバードで好色なブルジョワ青年ミーム」と呼ばれるグループを立ち上げた。エリート校の学生たちの間では最近、SNSで通俗文化に関するネタやメッセージを共有することが流行っている。

 グループに投稿されたメッセージには、メキシコ人への侮辱、大量虐殺、子供の死をあざけるといった不適切なコンテンツが含まれていた。同大の入学事務局は4月中旬、メンバー全員にメールを送り、各自投稿したすべての画像を説明付きで連絡するよう求めた。その後、少なくとも学生10人の入学許可取り消しの通知を受けたという。

SNS審査 入試の一種に

 米進学支援サービス会社のカプラン(Kaplan Test Prep)は350人以上の大学入試担当者を対象にアンケートを実施。うち35%は、入学志願者のFacebookやTwitterやInstagramなどSNSの内容をチェックしていることがわかった。約42%の入試担当者は志願者の投稿を読んだことで否定的影響を受けたことがあると答えた。

 同社の研究ディレクターのヤリブ・アルファー(Yariv Alpher)氏は、「良し悪しに関わらず 、SNSがすでに大学進学の重要な要素となっている。志願者たちは自分の言動に、他のいかなる時よりも細心の注意を払う必要がある」と同紙の取材で語った。

(翻訳編集・王君宜)