5日、看看新聞は、カナダの市場で女性が中国系店員に「中国へ帰れ」など罵声を浴びせ掛けるトラブルがあったことを伝えた。資料写真。

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2017年6月5日、看看新聞は、カナダの市場で女性が中国系店員に「中国へ帰れ」など罵声を浴びせ掛けるトラブルがあったことを伝えた。

記事は、英紙デイリー・メールの報道を紹介。トラブルは今月2日にカナダのFoodymartという市場で発生した。その一部始終を記録した動画には、車いすの女性が中国系の店にやって来て、英語が通じないことを理由に腹を立て、何度も「中国に帰れ」といった暴言を浴びせる様子が映っている。

動画を撮影した中国系住民のFrank Hongさんは「女性は店に来て、英語ができる人がいるか聞いた。だが、一向に何を買いに来たのかを言わなかったので、言いがかりをつけに来たのだと感じた」と話す。

Hongさんによると、店のマネジャーがやって来て「店員全員が英語を話せる訳ではありません」と理解を求めたが、女性は「だったらあんたらは中国に帰れ、中国に帰れ」と返答。女性はさらに、「ここはカナダだ、英語とフランス語の国だ、英語ができなければ働けないと法律で決まっている」とまくし立てたそうだ。女性の「中国に帰れ」という発言に、そばにいた男性が笑う一幕もあったという。

この様子を見ていた客が通訳を買って出ようとしたが、女性は「法律で決まっているんだ!」の一点張り。だが最終的には、女性は別の華人客の助けを受けながらオーダーをしたとのことである。

Hongさんは「中国系カナダ人として、深い驚きと怒りを覚える。この女性の行動を世界に見せることで、自分たちを含めたみんなの人種差別に対する意識を高められたら」と語っている。(翻訳・編集/川尻)