中国メディア・今日頭条は6日、アジアサッカー連盟(AFC)が発表した最新のランキングで中国が日本の上に立ったことについて、中国国内のサッカーファンが赤面しているとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は6日、アジアサッカー連盟(AFC)が発表した最新のランキングで中国が日本の上に立ったことについて、中国国内のサッカーファンが赤面しているとする記事を掲載した。

 記事は、AFCが先日発表したランキングはナショナルチームのポイントと過去4年間の国内クラブチームの成績を総合したランキングであり、その比重はナショナルチームが10%、クラブチームが90%となっていると紹介。そのため、中国がサウジアラビア、日本、イラン、オーストラリアなどの強豪を抜いて4位という高いランクに位置していると伝えた。なお、このランキングの上位3カ国はUAE、韓国、カタールとなっている。

 そのうえで「中国は4位だが、サポーターたちは興奮しないどころか、恥ずかしさを覚えている。なぜなら、このデータはナショナルチームの成績を示すものでもなければ、国内リーグの成績を示すものでもないからだ」とした。

 一方で、このランキングはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の出場枠を決めるうえで参考とされるものであると説明。中国は現在のランクを維持できれば、2019/20シーズンのACLは現在の自動出場2枠+予選2枠から自動出場3枠+予選1枠へと条件が高まることになると解説している。

 記事は、現在FIFAランキングではアジア9位である中国の成績に納得がいかないサポーターが少なくないとする一方で「中国スーパーリーグのレベルが絶えず高まることで、選手の競技レベル、さらにはナショナルチームの成績も向上することだろう」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)