アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビにあるカタール航空の支店前に集まる人々(2017年6月6日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】カタールとの国交断絶を発表した中東諸国の一つ、アラブ首長国連邦(UAE)は6日、国交回復を考慮するためには、カタール側から「確約された計画表」が示される必要があるとの認識を示した。

 UAEは5日、隣国サウジアラビアをはじめとする同盟国と歩調を合わせる形で、カタールとの断交を発表。カタールとの間の全航空便の運航を一時停止し、自国内のカタール国民には14日以内の国外退去を命じた。

 カタールをめぐるアラブ諸国間の外交的な緊張はここ数年で最も高まっており、UAEの外務担当国務相であるアンワル・ガルガーシュ(Anwar Gargash)氏は同日、ツイッター(Twitter)で「相互の約束が破られたからには、信頼の回復には確約された計画表が必要だ」との見解を示した。

 ガルガーシュ氏は複数回にわたってツイートを連投し、カタール政府が「金、メディア、党派心、そして過激主義」の方を向いているとして非難したが、カタール政府はこの指摘について否定した。

 カタールは長年米国と同盟関係にあるが、米政府や湾岸諸国からはパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)やムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)との関係を疑われている。

  今回、UAE、サウジアラビアの他、バーレーン、エジプト、イエメン、モルジブもカタールとの国交断絶を発表している。
【翻訳編集】AFPBB News