Microsoftがテスターに誤ってリリースしたWindows 10のビルドから、新しいバージョンである「Windows 10 Pro for Workstation」なるバージョンが発見されました。Windows 10 Pro for Workstationエディションは、4つの新機能を備えた、企業向けバージョンになると考えられています。

Microsoft leak reveals new Windows 10 Workstation edition for power users - The Verge

https://www.theverge.com/2017/6/5/15739192/microsoft-windows-10-pro-for-workstations-advanced-pcs-features

Microsoftが誤ってリリースしたWindows 10ビルドの中に、「Windows 10 Pro for Workstation」との参照があることを、ATwitterユーザーのAndItsTitoさんとGrandMofongoさんが発見し、ツイートしています。





この見つかった記述によると、Windows 10 Pro for Workstationには以下の4つの機能が追加されているとのこと。



◆Workstation mode

Microsoftは高い処理能力やグラフィック性能が要求される特定の機器のために、特別な最適化が施された「Workstation mode(ワークステーションモード)」を追加しています。Workstation modeでは高い性能と信頼性が提供されるとのこと。

◆ReFSファイルシステム

Windows 10 Pro for Workstationでは、NTFSの後継となるファイルシステムのReFSを採用しています。ReFSはWindows Server 2012でも採用されたファイルシステムであり、耐障害性が向上することで大容量ストレージをサポートする利用方法が想定されていると考えられます。

◆高速ファイル転送システム

大容量のファイルの取り扱いを想定しているWindows 10 Pro for Workstationでは、SMBDirectプロトコルをサポートしており、共有ネットワークにアクセスするときに、CPUの負荷をかけない状態でも高スループット・低レイテンシーでのファイル共有を可能にしています。

◆ハードウェアサポートの拡張

Windows 10 Pro for Workstationでは、CPUを4基、メモリは最大6TBまでサポートするとのこと。Windows 10 ProではデュアルCPUまでしかサポートされないことに比べると、Windows 10 Pro for Workstationはより高い性能を求める用途での利用に対応できます。

今回のリーク情報が正しければ、日々大量のデータを取り扱うような業務に最適化されたバージョンのWindows 10としてWindows 10 Pro for Workstationが登場することになりそうです。