シリア北部の村ハジマで警備に当たる、米軍の支援を受けるクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」のメンバー(2017年6月6日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新、写真追加)シリアでイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」と戦うクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」は6日、ISが「首都」と位置づける主要拠点ラッカ(Raqa)の奪取を目指す新たな戦闘に乗り出しており、同軍がラッカ市内に進攻したと発表した。

 米軍の支援を受けるSDFのタラル・セロ(Talal Sello)報道官はラッカ北部のハジマ(Hazima)村で報道陣に対し、「われわれは本日、テロリズムとテロリストにとっての都とされるラッカを解放するため、偉大な戦いの開始を宣言する」と表明した。

 またセロ報道官は、SDFが6日朝までにラッカの北、西および東方向から攻撃を行っているとし、AFPに対して「国際的な有志連合の戦闘機、および有志連合がわれわれに提供した最新鋭の武器により、われわれはラッカをダーイシュ(Daesh、ISのアラビア語名の略称)から奪取する」と述べた。

 さらにSDFは、戦闘開始宣言の直後、ラッカ市内へ進攻したと発表。SDFのロジダ・フェラト(Rojda Felat)司令官はAFPに対し、「われわれの部隊が市東部のメシュレブ(Al-Meshleb)地区からラッカ市内に進攻した」と明らかにした。

 また在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」も、SDFはすでにメシュレブ地区の多くの建物を占拠していると述べている。
【翻訳編集】AFPBB News