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SNSの普及もあり、人と付き合い方が多様化している現代。いいこともたくさんある反面、「SNS疲れ」に代表されるように、マイナス面があることも事実です。

JNNデータバンク首都圏調査が「人との付き合い方」について調査したところ、「あまりたくさんの人と付き合いたいと思わない」と思う人が6割もいることがわかりました。

人付き合いは好き?

調査は首都圏の13歳〜74歳の男女を対象に実施したもの(865人回答)。

その中で、人との付き合い方について聞いてみたところ「できるだけたくさんの人と付き合いたいと思う」という人は28.9%にとどまり、「あまりたくさんの人と付き合いたいと思わない」という人が62.5%にのぼりました。

また、「知らない人と友達になる」ことについても「苦手なほう」という人が60.9%を占めました。「自分のプロフィールや考えを積極的に伝えたいとは思わない」という人も71.9%と圧倒的で、年代によって多少差はあるものの、全体的に人との出会いや周囲へのアプローチに消極的な姿勢が浮かび上がりました。

さらに調査では、SNS上でのやりとりについてもアンケートを実施。その結果、「月2〜3日程度」以上のやりとりが多い相手は次のような順になりました。

家族 81.3%
日頃よく合う友人・知人 75.5%
最近合わない友人・知人 18.8%
ネット上の知り合い 11%

SNSは普段なかなか会えない人や、日常生活では出会えないような人との勾留が楽しめるのも魅力の1つですが、多くの人はそうした相手よりも、普段から交流のある相手とのコミュニケーションを維持・強化するために利用する傾向が強いようです。