By Pricenfees

iPhoneの修理はApple StoreかApple正規サービスプロバイダへ持ち込むか、配送修理で集荷を依頼することで行うことができますが、3D Touchなどの特殊な機能を搭載するiPhone 6s以降の端末は、修理後に3D Touchに異常がないかを調べるキャリブレーションが必要となります。そのためキャリブレーションマシンを持たないApple正規サービスプロバイダでは修理後にAppleへ端末を送る必要があり、修理に時間がかかってしまうことがあったのですが、Appleは一部の提携プロバイダの店舗にキャリブレーションマシンを導入して修理期間を短縮するためのプログラムを準備していることがわかりました。

ComputerCare Selected by Apple for Groundbreaking iPhone Repair Pilot Program

http://www.marketwired.com/press-release/computercare-selected-by-apple-for-groundbreaking-iphone-repair-pilot-program-2220048.htm

Apple tests giving third-party shops access to iPhone repair machines

https://www.digitaltrends.com/mobile/apple-calibration-machine-pilot-program/

3D Touchを搭載するiPhone 6s以降の端末は、修理後に動作に問題ないかどうかを調べるキャリブレーションが必要になります。キャリブレーションマシンはApple Storeにしか導入されていないため、これまでApple正規サービスプロバイダでは、修理後にAppleに端末を送ってキャリブレーション後に返却する必要があり、当日に返却できないという問題があったそうです。

以下が実際にアメリカのApple Storeで使われているキャリブレーションマシン。



Appleはこの問題を解決するべく、iPhoneの修理期間を短縮させる新しいプログラム「iPhone Repair Pilot Program」を実験的にスタートしたとのこと。正規サービスプロバイダから3社のパートナー企業が選出されており、選ばれた3社の店舗には3D Touchなどに異常がないかを調べるキャリブレーションマシンが導入されるとのこと。これにより、提携店舗だけで修理から最終テストまでを済ませることができるようになるわけです。

このパイロットプログラムが成功すれば、ほかの正規サービスプロバイダにもApple Storeと同水準の設備を拡大していく可能性があり、近くにApple Storeがない人でも最新のiPhoneをすぐに修理できるようになる見込みです。

なお、日本におけるサポート状況をApple広報担当に連絡したところ、記事掲載時点までには返答が得られない状況でした。

ちなみに、6月2日(金)にApple サポートアプリがアップデートされたことにより、Apple Storeだけでなく、Apple正規サービスプロバイダへの修理持ち込み予約も行えるようになりました。Appleでは深刻な故障以外は当日中の修理と返却を行う取り組みを進めており、修理にかかるユーザーの負担を減らそうとしているのは間違いないようです。

Apple サポートを App Store で

https://itunes.apple.com/jp/app/apple-%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/id1130498044