発電所建設で鎌入れをする永本芳生副社長

写真拡大

 三井住友建設は、自社開発した水上太陽光発電用フロートシステムを使用した太陽光発電所運営事業に着手した。新事業は、香川県三木町の農業用ため池を利用し、水上太陽光発電用フロート約9,500枚(パネル設置面積約2万9,000平方メートル)を設置し、出力2,600kwの水上太陽光発電所を建設するもの。年間発電量は約290万kwを見込んでいる。

【こちらも】中国で世界最大という出力40MWの水上設置型太陽光発電施設が完成

 同社の水上太陽光発電の取り組みは、2014年に香川県農政水産部農村整備課より委託されたフロートを用いたため池での太陽光発電の実証実験から始まった。その後、15年には水上太陽光発電用フロートを自社開発して販売を開始し、自社開発の水上太陽光発電用フロートは、施工中を含めこれまでに国内4件、海外2件の採用実績を持つまでになった。

 同社は「エネルギー事業の推進を建設事業以外の収益源として、収益構造の重層化を図っていく。発電所の建設・運用を通じて、関連技術とノウハウを開発・取得し、自社開発の水上太陽光発電用フロートシステムの施工例として今後の営業活動に活かしていきたい」としている。