「神の手」ならぬ「神の素手」…米ソフトで観客がビールこぼさず完璧捕球に反響

「神の手」ならぬ「神の素手」――。米国の女子ソフトボールで大飛球をスーパーキャッチした人物が出現。米ESPNに「グラブなし、1滴もこぼさずキャッチ」と動画付きで紹介され、ファンの間で「人間離れだ!」と話題を呼んでいる。

 野球界の名手もビックリの「神の素手」キャッチが起きたのは、女子ソフトボール全米大学選手権、オレゴン大―ワシントン大戦だった。

 ワシントンが1点リードした7回、打席の右打者が52マイル(約84キロ)を完璧に捉え、中堅方向に大飛球を放った。打球はグングン伸び、背走した中堅手の頭上を通過。豪快なホームランがスタンドに突き刺さった。そう思った瞬間だった。

 客席最前列に一人の男性が右手を掲げていた。左手にビールのボトルを持ち、ブルーのシャツに白のキャップと黒のサングラスをまとった大柄な男性は、なんと、そのままキャッチ。その手にはグラブなど着けてない。素手である。

ファンもユーモアたっぷりに称賛「冷たい飲み物をこぼしたい人はいないから」

 周囲の女性客は驚いた表情で、身を避けようと懸命な様子だったが、30〜40代とみられる勇敢な男性は臆することなく、果敢に捕球を試みた。そして、左手に持ったビールをこぼすことなく、「神の素手」キャッチを完成させたのである。

 これには中継していた実況、解説陣も苦笑い。ESPNの「スポーツ・センター」が動画付きで「グラブなし、1滴もこぼさずキャッチ」と紹介すると、映像を見たファンに反響が広がっている。

「人間離れしている」と称賛するファンもいれば、「冷たい飲み物をこぼしたい人はいないからね」「ボトルを持ちながらボールをとったのはすごいね」とユーモアたっぷりに賛辞を送るファンもいた。

 ただし、「人間離れ」した一人の男性の美技によって喝采を浴びたが、ソフトボールは野球のボールよりもひと回り大きく危険。突き指はもちろん、最悪、骨折の可能性もある。ビールがこぼれてでも、自分の身を守る方が得策かもしれない。

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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer