国際宇宙ステーション(ISS)に接近する物資補給用の無人宇宙船「ドラゴン」。この画像が撮影された数秒後にISSのロボットアームにつかまれた。米航空宇宙局(NASA)のNASA TVより(2017年6月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)が初めて再利用して打ち上げた物資補給用の無人宇宙船「ドラゴン(Dragon)」が5日、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。同宇宙船は2日前、「ファルコン9(Falcon 9)」ロケットに搭載され、米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)から打ち上げられていた。

 米航空宇宙局(NASA)はテレビでライブ映像を公開。午前9時52分(日本時間同日午後10時52分)、科学実験装置や生活物資、機材など約2700キロの補給物資を積んで接近してきたドラゴンをISSのロボットアームがつかんだ。

 この機体は2014年、スペースXによる4回目の物資補給ミッションでも使用されていた。米国の宇宙船が再利用されて再びISSに到着したのは米スペースシャトル計画が2011年に終了して以降初めて。

 今回のミッションは、スペースXによるISSへの物資補給ミッションとしては11回目で、NASAとの間で結ばれた16億ドル(約1760億円)の契約の下で実施された。

 米カリフォルニア(California)州に本社を置き、米電気自動車(EV)メーカー大手テスラ(Tesla)の最高経営責任者(CEO)でもあるイーロン・マスク(Elon Musk)氏がトップを務めるスペースXは、機材の再利用と打ち上げコスト削減に向けた取り組みの一環として打ち上げた「ファルコン9」ロケットの1段目ブースターを垂直着陸させて回収することにもすでに複数回成功している。
【翻訳編集】AFPBB News