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米Appleは、ディスプレイ一体型デスクトップコンピュータ「iMac」のハイエンドモデルである「iMac Pro」を、12月に発売する。ワークステーション向けCPUや最上位のGPUなどを搭載し、史上最も強力なiMacになるとしている。価格は、8コアのXeonプロセッサと32GBのDDR4 ECCメモリ、1TBのSSDと「Radeon Pro Vega 56」GPU(メモリ8GB)を搭載する最小構成で4,999ドル。

iMac Proは、DTVやDTM、3DCG、研究者などのプロユーザー向けのiMacで、CPUにはIntelの「Xeon」シリーズ(最大18コア)、GPUには米AMDの「RADEON Pro Vega」シリーズ(最大22TFLOPS)を搭載。最大で128GBのECCメモリや最大4TBのSSD、27インチの5K Retinaディスプレイなどを搭載する。これにより、現行のMac Proシリーズをはるかに上回る処理能力を実現している。また拡張ポートには4つのThunderbolt 3ポートや、Macとして初めて10Gb Ethernetを搭載している。これにより、同時に5Kディスプレイと高速ストレージを2台ずつ接続しての作業も可能となる。

基本的な形状は27インチのiMacと同等だが、ボディカラーはスペースグレイで、同色のMagic Keyboard (テンキー付き)とMagic Mouse 2が付属する。OSには「macOS High Sierra」を搭載。なお、スペースグレイのMagic Trackpad 2も別売する。

iMacは、1998年の発売当初よりコンシューマ・教育市場向けという位置付けのモデルだったが、現行Mac Proが期待通りにアップデートできず、プロ向け製品が事実上無くなっている状況だったため、今回プロ向け製品のベースとして27インチのiMacに白羽の矢が立ったかたちだ。現在Appleは新型Mac Proの開発にも取り組んでいるが、iMac Proはスペック上では非常に強力な潜在能力を持っており、新Mac Pro発売までのブランクを埋める存在として期待される。