伝説のB級映画をリメイク! 『ロジャー・コーマン デス・レース 2050』
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 “B級映画の帝王”と称されるロジャー・コーマンが、1975年にプロデュースした伝説のカルト作を自らリブートする『ロジャー・コーマン デス・レース 2050』のブルーレイ&DVD発売に先駆け、コーマンが映画にとって「最も重要な価値」について語るメイキング映像が公開された。

 本作は、ブレイク前のシルヴェスター・スタローンが悪役を務め、走行中に人間をひき殺してポイントを稼ぐ、大陸横断レースに出場するドライバーたちの死闘を描いたカルト作『デス・レース2000年』のリメイク。コーマンが自ら製作し、再び流血だらけのレースを活写。『時計じかけのオレンジ』などのマルコム・マクダウェルも出演する。

 メイキング内で「オリジナル版は“史上最高のB級映画”に選ばれた。私は“二流映画の王”と呼ばれている」と苦笑するコーマンは、『デス・レース 2050』の見どころについて「オリジナル版のファンはさらに楽しめるだろう。予算が増えたからね。特殊効果の質も上がっている」とストレートに言及。

 ただ、増えたとは言っても、大作映画に比べれば圧倒的な低予算だったようで、爆破シーンもガソリンを使った本物。ドライバーは「みんな必死だったよ」とコーマンは振り返る。

 それでも、監督のG・J・エクターンキャンプからキャスト陣にいたるまで、本作について語る彼らの顔は、満足げな笑みにあふれている。その笑顔は、91歳にして「映画作りが好きなんだ」と子供のような素直さで語るコーマンの存在があってこそだろう。「今でも個人的な思いを映画に盛り込んでいる。だがそれはあくまでも二の次だ。私にとっていくら大事な思いでも、映画で最も重要なのは娯楽としての価値だ」と映画作りに対する思いを明かす帝王に対して、マクダウェルも「コーマンは娯楽をもたらしてくれた。人を1時間45分も楽しませるなんてすごいよ」と賞賛している。(編集部・入倉功一)

映画『ロジャー・コーマン デス・レース 2050』ブルーレイ&DVD は6月7日発売 同日レンタル開始 ブルーレイ+DVDセット 価格3,990円(税別)