川崎Fに敗れたムアントン【写真:Getty Images】

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦で川崎フロンターレに敗れたタイのムアントン・ユナイテッドが、クラブのフェイスブックで試合後のエピソードを紹介した。

 2試合合計2-7で川崎Fに屈したムアントンは、「国境を越えた友好」と題して、「我々スタッフが強く印象に残った出来事を紹介しようと思います」とタイ語と日本語で記した。

 「川崎F戦のあと、選手、チームスタッフ、そしてサポーターと食事をしていると、川崎Fのスタッフの方から差出人不明の手紙を受け取りました。その手紙は「テーラトン・ブンマタン選手へのファンレターでした」とのこと。日本人の12歳の少年からの手紙で、選手への想いが英語でつづられている。

 「テーラトン選手は手紙を読み終えると微笑みました。我々スタッフもみな幸せな気持ちになりました」とムアントンは記しており、同選手は川崎F戦で着用したユニフォームにサインをして、少年に渡してほしいとチームスタッフに頼んだそうだ。ムアントンのスタッフは、ファンレターに記された住所に選手のユニフォームを送ったとのことで、少年に「無事届きましたか?」と呼びかけると同時に、少年を「知っている方、またお心当たりある方。チームスタッフに連絡をいただけると幸いです」と記している。

 ACL決勝トーナメント1回戦では、浦和レッズ対済州ユナイテッドの一戦が後味の悪い終わり方をして話題になっているが、スポーツを通して生まれる友情もあることをムアントンが紹介してくれた。

text by 編集部